もはや文化現象!裁縫箱から生まれた「家庭科のドラゴン」異例の児童文庫化に迫る「なぜ記憶に残るのか?」

発売前からXトレンド入りで超話題!「小説 家庭科のドラゴン」ができるまで

青い鳥文庫編集部

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平成時代から、小学校の「さいほうセット」に描かれていた伝説的キャラクター「家庭科のドラゴン」。

登場から25年を経た今、この「家庭科のドラゴン」が再ブレイクを果たしています。

キャラクターの生みの親「株式会社サンワード」がコミケに出店を発表するや否や、Xでは3.9万もの「いいね」がつき、「懐かしい」「親子でお世話になっています」といった喜びの声が爆発。コラボ商品なども続々と登場しています。

そんななか、児童文庫レーベル「青い鳥文庫」でも「小説 家庭科のドラゴン(上)」の刊行が発表されました。

発売前から話題となり、Xでも即トレンド入りするなど勢いがとまらない「家庭科のドラゴン」。

なぜ今、児童文庫化なのでしょうか? 

『家庭科のドラゴン』を生み出した株式会社サンワードの上田一郎代表取締役に、このキャラクターの制作秘話や子どもたちへの想いを聞きました。
『小説 家庭科のドラゴン (上)』の表紙

「家庭科のドラゴン」開発のきっかけは?

上田代表取締役(以下上田):

学習教材メーカーの新学社さんから、裁縫箱のデザインに小学生男子に人気のデザインはどのようなものが良いだろうとご相談をいただいたことがきっかけです。

当時、男の子向けの裁縫箱は、凧揚げや駒、羽子板などの和柄のデザインが主流で野球やサッカーなどのスポーツ柄が登場し始めた時期でした。

それまでのデザインとは一線を画す、強くてかっこいい姿が子どもたちの好みに合っていて、どこか距離を感じていた家庭科という教科を、より身近に感じさせてくれる。

そんなデザインだったことが、採用の決め手になったと聞いています。

授業では針や糸を使って静かに作業していても、道具には自分の好きなかっこよさを求める。

その組み合わせは、子どもたちにとって自然なものだったのかもしれません。
中にははさみや針など裁縫道具が

メインキャラクター「LOURD LEGER(ルール・レジェ)」命名に込めた意図は?

――ドラゴンの前には、「LOURD LEGER(ルール・レジェ)」という文字があしらわれていますね。これはこのドラゴンの名前なのでしょうか?

上田:はい。フランス語で「重い・軽い」を意味する言葉です。

(制作したのは)実は25年以上前のことで、名前に込めた当時の意図を確認できる資料は、まだ見つかっていません。

ただ、社内にはドラゴンのラフやデッサン、修正指示や色指定のメモ、簡単な提案書が残っています。

完成した設定資料は未発見ですが、それらを見ると、姿だけでなく、その背景にある物語も考えながらつくっていたことがうかがえます。

キャラクターのストーリーを大切にしてきた弊社らしい制作の跡だと感じています。
「家庭科のドラゴン」シリーズに登場するドラゴンのデザインラフの一つ
なぜ今、青い鳥文庫に?

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