芥川龍之介は明治25年(1892年)に生まれてから、昭和2年(1927年)に35歳で死ぬまで、ほぼ東京でくらしていた都会人(とかいじん)でした。
また、芥川龍之介はおさないころから秀才(しゅうさい)であったうえ、大変な読書家(どくしょか)だったそう。彼の作品はさまざまな国や時代の書物(しょもつ)が”元ネタ”になっています。
今回は『くもの糸』や『杜子春』など11の短い物語が収録(しゅうろく)されている短編集を紹介していきます!
『くもの糸・杜子春』
作:芥川龍之介 絵:百瀬義行
芥川龍之介より少し前に活躍(かつやく)したロシアの作家による作品が元ネタになっているといわれています。
自己中心的な考えからぬけ出せない人間のかなしさがあらわされた作品です。
『杜子春(とししゅん)』
古代中国の「杜子春伝(とししゅんでん)」という作品が元ネタになっていますが、文章は芥川龍之介の独特(どくとく)な世界が広がっています。
『くもの糸』とならんで日本児童文学における傑作(けっさく)とも言われています!
このほかにも『鼻』や『トロッコ』などの有名な作品が収録(しゅうろく)されています。ひとつひとつの作品は短いのでサクッと読めちゃうかも!
【くもの糸】
大どろぼうの犍陀多(かんだた)は、死後地獄(じごく)で苦(くる)しんでいた。お釈迦様(しゃかさま)は、昔(むかし)、犍陀多がくもを助けたのを思い出し、極楽(ごくらく)から「くもの糸」をたらした。
それにすがって、犍陀多は極楽をめざしてのぼっていくが……!?
【杜子春(とししゅん)】
仙人(せんにん)のおしえで、2度まで一夜にして都でいちばんの大金持ちになった杜子春は、世の中のむなしさから、仙人になろうとするが……。
芥川龍之介の名作11編を収録(しゅうろく)!
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