
【今日は何の日?】6月27日はヘレン・ケラーの誕生日!
夢と希望を与えた人、ヘレン・ケラーのこと、知ってる?
2025.06.27
6月27日はヘレン・ケラーの誕生日!

ヘレン・ケラーは1880年、アメリカ生まれ。1歳のころに奇妙な高熱にかかり、視力と聴力を失ってしまいます。
しかし、家庭教師のサリバン先生との出会いをきっかけに学ぶ楽しさを知り、たくさんの困難を乗り越えて大学に入学しました。
「見えない」「聞こえない」「話せない」という苦しみを抱えながら、それでもあきらめずにチャレンジし続けたヘレン・ケラーは、世界中の人々の希望になったのです。
青い鳥文庫でヘレン・ケラーの伝記を読もう!
『ヘレン・ケラー物語』

当時、女性で大学へ行く人は、ひとにぎりだった。しかも目と耳に障害を持った人には、困難がつきまとう。
(本文より)
1歳のころ、病気のせいで目が見えなくなり、耳が聞こえなくなり、話すこともできなくなってしまったヘレン・ケラー。
しかし7歳で家庭教師のサリバン先生と出会い、はじめて「ものには名前がある」ことを知ります。
学ぶ楽しさにめざめたヘレンは、猛勉強して大学に入学。卒業後も本を書いたり、講演会を行ったりしながら、弱い立場にいる人々のために活動し、世界各地の人々に勇気と希望をあたえました。
そんなヘレン・ケラーの一生を、うつくしい挿絵と共にお届けします。
青い鳥文庫なら、ヘレンの人生をもっと詳しく知ることができる年表と、実際の写真をたっぷり見れる口絵つき!
「青い鳥」とヘレン・ケラー
実は、ヘレン・ケラーと「青い鳥」にはつながりがあります。
ヘレン・ケラーが大学を卒業するとき、童話「青い鳥」作者メーテルリンクの夫人が大学を訪ね、「あなたこそ幸福の青い鳥を発見したただ一人の人です」と言って、卒業をお祝いしたのです。
ヘレン・ケラーが日本にやってきたことをきっかけに生まれ、目が不自由な人への支援を行っている団体「東京ヘレン・ケラー協会」のシンボルマークには、今でも青い鳥が使われています。
青い鳥文庫にはヘレン・ケラーのほかにも、世界に影響を与えた偉人の物語がいっぱい。ぜひお気に入りを見つけてみてね!