
小川未明童話集(3)
著:小川 未明 解説:保永 貞夫 装丁:亀倉 雄策 装画:寺田 政明
闇を通して光を描きつづけた日本童話の父・小川未明の、昭和初期から戦中・戦後へかけての歩みを示す代表作15編。全3巻が完結!
発売日 | 1980/08/11 |
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価格 | 定価:308円(本体280円) |
ISBN-13 | 9784061381131 |
判型 | A6 |
ページ数 | 167ページ |
時代にさきがけて、近代童話のけわしい道を切りひらいた日本童話の父、小川未明のロマンの香り高い童話集第一巻。人間の世界で幸福に暮らすことを願って陸にうみおとされた人魚の女の子は、欲に負けた人間に悲しみを託した赤いろうそくを残して売られていった…「赤いろうそくと人魚」をはじめ、「野ばら」「月夜と眼鏡」など初期の代表的名作18編を収録。