危険生物

発売日 2016/06/24
価格 価格:本体2000円(税別)
ISBN-13 9784062200929
判型 AB
ページ数 184ページ
DVD再生時間 55分

危険生物が、動く! 飛ぶ! 走る!

肉食獣やサメはもちろん、毒ヘビ、毒ガエル、
ワニ、怪魚、猛禽類…etc。
選りすぐりの危険生物を、大きな写真とイラストで一挙紹介!

『ライオンvs.トラ』『ホホジロザメvs.シャチ』など、
最強生物のバトルも大迫力のイラストで再現しています。

もちろんNHKのスペシャル映像DVDつき!
危険なチンパンジーやミツクリザメの捕食映像など、
NHKのアーカイブから、貴重な映像を豊富に使用しています。

危険感あふれる写真、イラスト、DVDで、
子どもたちの興味を一気に引き付けます。
まさにMOVEのコンセプト「好奇心を刺激する!」1冊です!

あふれる躍動感! 大迫力の写真が満載!

※画像をクリックすると動画をご覧いただけます。\n※サンプル動画はDVD製品よりも画質を落としてあります。

監修者のことば

小宮輝之 元・上野動物園園長
生き物、とくに動物は、ほかの生き物を食べなければ生きていけません。ライオンはシマウマなどの草食動物をえものにしています。年老いたりけがをしたりして、本来のえものがとれなくなると人間をおそうことがあります。人食いライオンは危険生物です。
私はオオスズメバチに刺されたことがあります。秋の里山を散策しているとき巣をふんでしまったのです。痛い思いをした私にとってハチは危険生物そのものでした。でも、オオスズメバチにとっては大切なすみ家をふみつけた敵から巣を守るための当然の行動をとったにすぎないのです。
危険生物のレッテルは、人間にとって危険かどうかではられてしまいます。本当は危険生物たちも生きていくために、毒やつめやきばを使っているだけなのです。なぜ危険かを調べてみると、一生懸命生きているふしぎで魅力的な生態を知ることになります。危険生物をおそろしい存在として見るだけでなく、地球上の生き物の一員として、生物多様性をささえる存在として、見直していただければ幸いです。

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