超危険な海の生きもの対決! 海のハンターvs.海のギャング、強いのはどっち?

巨大生物、危険生物……MOVEの「もし戦わば! 」シリーズ! 

危険生物とは?

「MOVEmini危険生物」より
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地球上には、たくさんの生きものがいて、なかには人間をおそって殺してしまうほど、危険なものもいます。しかし、危険生物たちは、わけもなく人間をおそっているのではありません。生きものがどうして危険な行動をとるのかを考えてみましょう。

危険生物もし戦わば! 「ホホジロザメ」vs.「シャチ」

危険な生きものの代表格・海のハンター!

MOVEmini「危険生物」P100より
ホホジロザメ(ネズミザメ科)
■体長 6.4m
■生息地 世界中の温帯・熱帯の海
サメの中でもっとも危険と言われる巨大なサメ。海面近くでゆっくりと泳ぎ、えものを見つけると猛スピードで突進します。

高度な知能でえものをしとめる海のギャング!

MOVE mini「危険生物」P112より
シャチ(マイルカ科)
■体長 7〜8m、7.2t
■生息地 世界中の海
「海のギャング」と呼ばれています。自分より大きなクジラさえもチームワークでおそって食べます。水族館で飼育しているシャチが人間をおそう事故がおきています。

海のハンターvs.海のギャング 強いのはどっち?

「MOVE 危険生物 新訂版」より
結論:シャチの圧勝!

ホホジロザメでも、シャチが相手となると勝ち目はないでしょう。大きさや重さ、スピード、すべてにおいてシャチが上回っています。また、一部のサメには、体を裏がえしにされると動けなくなる習性があります。シャチはサメのこうした習性を知っていて、猛スピードでホホジロザメに突進して体をひっくりかえし、動けなくすることがあるようです。

動けなくなったホホジロザメはバラバラにされて、対決はあっけなく終わってしまうでしょう。

1997年に、アメリカ・カリフォルニアの沖合でシャチがホホジロザメをしとめるようすが記録されています。出合った2頭は海中に消え、しばらくすると、ホホジロザメの死がいを口にくわえたシャチが海面に浮かびあがってきたそうです。

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