危険生物対決! アメリカ最大のワニvs.世界一重いヘビ、強いのはどっち?

巨大生物、危険生物……MOVEの「もし戦わば! 」シリーズ! 

危険生物とは?

「MOVEmini危険生物」より
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地球上には、たくさんの生きものがいて、なかには人間をおそって殺してしまうほど、危険なものもいます。しかし、危険生物たちは、わけもなく人間をおそっているのではありません。生きものがどうして危険な行動をとるのかを考えてみましょう。

危険生物もし戦わば! 「オリノコワニ」vs.「アナコンダ」

MOVEmini「危険生物」P141より
オリノコワニ(クロコダイル科)
■体長 5m
■生息地 オリノコ川
南アメリカのオリノコ川に暮らすワニです。アメリカ大陸に暮らすワニでは最大です。ときに人間をおそうことがあります。生息数が少なく、絶滅が心配されています。
MOVE mini「危険生物」P144より
アナコンダ(ボア科)
■体長 6〜9m
■生息地 南アメリカ北部
世界でもっとも体重が重いヘビで、100kgを超えることがあります。ワニなどの獲物を強力な力でしめつけます。

アメリカ最大のワニvs.世界一重いヘビ 強いのはどっち?

「MOVE 危険生物 新訂版」より
結論:ほぼ互角だが、アナコンダが有利!?

オリノコワニの体重は、アナコンダのおよそ2倍もあるので、戦いには有利です。オリノコワニは、卵や子どもを狙いにくるアナコンダをおそって食べることでが知られていて、すばやく動くことができないアナコンダは、オリノコワニの攻撃をまともにうけてしまうでしょう。

しかし、大きさで上回っているアナコンダがオリノコワニの背後からそっとしのびよって、ひとたび巻きつくことができれば、しっかりととらえて逃さないでしょう。

オリノコワニは反撃をくり出しますが、アナコンダのふとくて長い胴体が少しずつ食いこんでいきます。さいごには、アナコンダが大きな口を開けて、呼吸の止まったオリノコワニを頭から丸のみするでしょう。
ワニをしめつけて殺すアナコンダ。MOVE mini「危険生物」より。

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