
【中学受験】の国語対策 「中学受験のプロ」が推す「青い鳥文庫」で【読解力】を伸ばす4選
合格を引き寄せる「説明文・歴史・戦争」の苦手意識を克服 (3/3) 1ページ目に戻る
2026.09.14
早稲田アカデミー中学受験部上席専門職・国語科統括責任者:本多 弘篤
『渋沢栄一 日本資本主義の父』(作:小沢章友)

【歴史・人物テーマ】時代の転換期をリアルに理解する
幕末から明治維新にかけて、武士の時代から近代化の時代へと日本が大きく転換していく時期は、社会の歴史分野としても「よくわからない」という受験生が少なくありません。
渋沢栄一を描いた小野章友さんの『渋沢栄一 日本資本主義の父』には、彼とかかわりのあった徳川慶喜、大隈重信といった歴史上の有名な人物たちが多数登場します。
彼らが残した功績や歴史上の有名な出来事の背景にある、「社会状況」と「各人物の価値観・信念」を知ることで、激動の時代をよりリアルにイメージできるようになるでしょう。
また、本作品が含まれる「青い鳥文庫・歴史人物ドラマシリーズ」では、2028年の大河ドラマとなることが発表されている「ジョン万次郎」を描いた『ジョン万次郎 民主主義を伝えた男』も出版されています。
今後、中学入試での出題が増えることが予想される注目人物ですから、彼を知る入り口として手に取ってみてはいかがでしょうか。
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『ほんとうにあった戦争と平和の話』(監修:野上暁)

【戦争・平和テーマ】難解な背景をイメージ化する
「戦争」は中学入試頻出テーマの一つですが、小学生のお子様にとってはイメージしづらいために苦手意識が生まれがちです。
野上暁さんの『ほんとうにあった戦争と平和の話』は、中学入試でも登場する「第二次世界大戦」での「原爆」、「ユダヤ人の大量虐殺」といった出来事だけでなく、世界各地で今もなお起きているさまざまな争いを扱っています。
こうした読書体験を通じて、戦争の背景にある「領土・資源の奪い合い」や「宗教・民族の違い」といった事情を理解することや、兵士・一般市民といった「立場の違いに応じた苦しみ」を知ることは、「戦争」にかかわる作品を読む際の大きな助けとなるでしょう。
なお、青い鳥文庫で「戦争」がかかわる作品といえば、黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』も外せません。徐々に戦争へと向かっていく時代の雰囲気をつかむためにも、一読しておきたいものです。
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中学受験の対策としてはもちろん、歴史や社会を知る読書として、まずは気になった1冊からぜひ手に取ってみてくださいね。親子で読んで、感想を言い合うのも視点が変わっておもしろいかもしれません。
文/本多弘篤































本多 弘篤
早稲田アカデミー中学受験部上席専門職・国語科統括責任者。 NN志望校別コース「桜蔭クラス」「女子学院クラス」国語科責任者を歴任。早稲田アカデミー本社でカリキュラム・教材作成や講師研修を担い、国語科を牽引するトップ講師。 早稲田アカデミー https://www.waseda-ac.co.jp/?bid2=header
早稲田アカデミー中学受験部上席専門職・国語科統括責任者。 NN志望校別コース「桜蔭クラス」「女子学院クラス」国語科責任者を歴任。早稲田アカデミー本社でカリキュラム・教材作成や講師研修を担い、国語科を牽引するトップ講師。 早稲田アカデミー https://www.waseda-ac.co.jp/?bid2=header