
【中学受験】直前期の6年生 〔塾講師が伝授〕志望校合格へ「国語・算数・理科・社会」親のサポート
新刊『中学受験伴走力』家庭学習 #3 ~6年生の過去問と復習のバランス~ (2/3) 1ページ目に戻る
2026.10.26
教育ジャーナリスト:佐野 倫子
6年生の学習の取り組み方
6年生の勉強は、子どもの学習状況や志望校によって必要な内容が変わります。親だけで教材や学習計画を増やすより、模試や過去問で見つかった課題を塾の先生と共有し、今やることを絞るのが大切です。
土台となる力を育ててから、秋以降に学校別の傾向へ合わせていく。目の前の結果に揺れすぎず、今日取り組む一歩を親子で確かめながら、本番につなげていきましょう。
また、過去問の点数は、志望校との相性や現時点の課題を知るための材料です。点数だけで一喜一憂せず、問題の種類や時間の使い方、失点の原因を見て、次に直すことを決めます。
合格判定や一度の結果が、これからの可能性を決めるわけではありません。親が落ち着いて課題を整理することで、子どもは今日の学習に集中しやすくなります。
国語は限られた時間で読む力を答案に乗せる
【6年生の国語】
早稲田アカデミー 本多弘篤先生
「6年生では、お子さまが持っている力をどれだけ解答用紙に乗せられるかが大事です」
(『中学受験伴走力 親がすべきこと、知るべきこと』より一部抜粋)
6年生は、算数や理科・社会の復習、過去問など、国語以外にもやることが増えていきます。だからこそ、4・5年生から積み重ねてきた語彙や読解の土台を使い、設問の意図と本文の根拠をつかむ練習を続けたいところです。
模試や過去問で記述を落としたときは、知識不足なのか、根拠を読み取れなかったのか、答え方の問題なのかを分けて見直します。
点数だけを見るのではなく、どの力を答案に表せなかったのかを確認する気持ちが大切です。採点や解説を急ぐより、あらためて、子どもが自分の考えを確実に言葉にできるように意識して得点力を伸ばしましょう。






























