お子さん連れの楽しい旅行で心配なのが、移動中や待ち時間。子どもが騒がないか心配な方のために、先輩パパ・ママ40人に、効果ありの本を緊急リサーチしてみました。
アンケート結果はこちら!
「子どもが夢中になってくれる本」に関するアンケート
海外キャラクター編集チーム(講談社)、ライター川辺美希がオンライン・対面・メールで実施。
有効回答数は40件。
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています。
(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)
外出時に子どもに与えて夢中になった本の種類は?
1位は、物語などの絵本やシールつきの本。子どもが好きなキャラクターの絵本やお気に入りの物語なら、ひとりで声を出さずに没頭して読んでくれる子も多いようです。
3位のシール絵本や迷路は、「子どもが主体的に手を動かせる」「迷路はひとりでやってくれるので親が楽」「貼ってはがせるタイプのシール絵本は、集中してある程度の時間遊んでくれる」といった理由で人気がありました。
ぬりえ本も、「シールや迷路は飽きるが、ぬりえは説明がいらないし子どもが没頭できる」「小さいぬり絵が便利」などの理由で、重宝している人も多数。使い方がわかりやすく、子どもがひとりで手を動かせる本が、お出かけにぴったりなようです。
お気に入りの絵本や一人で遊べるシール本や迷路、ぬりえが人気
小学1年生の男の子を持つママは、子どもが5〜7歳と大きくなってきてからは、シール本やあそび絵本の中でも、パーツのシールを貼り合わせて絵を完成させるシールブックや点つなぎなど、考えて遊べる本が便利だったと教えてくれました。
そのほか、乗り物や恐竜など、子どもが好きなものの図鑑が便利だったというパパ・ママも。8歳と6歳の男の子のママは、「新しい図鑑を買って隠しておいて、出先で渡すと新鮮でより効果があった」とのこと。
保育園児と小学生の女の子を持つママは、旅行先とリンクした本や図鑑を愛用。出かける先にまつわる図鑑や本で情報をインプットして、旅先で「これ、本で見たね!」とコミュニケーションをとって、親子での体験を楽しんでいるそうです。
どんなポイントでお出かけ用の本を選んでいる?
アンケートによると、旅行や外出に持っていく絵本を選ぶときに重視していることの第1位は、「子どもが飽きないかどうか」。その主な理由は、「何冊も持っていくとかさばるので、1冊で何度も飽きずに見られるものがいい」「子どもが主体的に取り組んでいる時間ができるだけ長く続いてほしいから」など。「時間がある程度もつ内容か」「一人でできる内容か」も、同様の理由から選ぶ人が多くいました。
一方で、本の大きさや重さなど、持ち運びやすさを重視する人も多数。その理由は、「自分の荷物として持たせるために、子どものリュックに入るサイズを選んだ」「子連れ旅行は荷物が多いので、かさばらないものが理想」などなど。「本が大きいと、レストランのテーブルで広げられない」「大きな本は飲食店のテーブルで場所をとり、食事をこぼす原因になる」という意見もありました。
お出かけ中のスマホ問題。スマホを渡すのに抵抗のある親は82%
外出中の子どもの過ごし方を工夫するパパ・ママたちを悩ませる、スマホ問題についてもリサーチ。「旅行や外出の際に、子どもにスマホを渡すことに抵抗はありますか?」という質問に、「はい」と答えた人は33人、「いいえ」は6人、「どちらとも言えない」が1人。
「はい」の主な理由は、「スマホの魅力を知ったら、スマホ以外に興味がなくなってしまいそう」「視力が心配」など。一方で、「最終手段として使うこともある」「便利なツールではあるので、仕方がないときに時間を決めて使っている」という人もいました。
子どもにスマホは渡すけど…
「いいえ」や「どちらとも言えない」という回答者の中にも、「使っていいアプリは限定する」など、注意しながら使っている人も。「以前は抵抗があったが、コロナで巣ごもりになってから状況が変わってしまった」という声も見逃せません。スマホに頼ることに抵抗がある人が多い一方で、状況の変化や親の負担によっては、スマホを上手に使いたいと思う人も見えてきます。
ご家庭で取り入れられそうなアイディアや、絵本はありましたか? 先輩パパ・ママたちは、子どもの好みや性格に応じて、おでかけをサポートしてくれる本を上手に選んでいるようです。アンケート結果を参考に、自分たちに合ったお出かけ絵本をセレクトして、楽しい家族の思い出を作りましょう!
文/川辺美希
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©️2022 Disney
川辺 美希
出版社勤務を経て独立。フリーランスとして映画誌、美術誌、音楽誌で編集やライティングを手がけるほか、WEBのコラム、インタビュー記事も担当。俳優やクリエイター、ビジネスのトップランナーへのインタビューや書籍レビューを中心に執筆する。得意分野は、映画と本と食べ物。埼玉県出身、今は神奈川県で夫と2歳差きょうだい、猫と暮らす。
出版社勤務を経て独立。フリーランスとして映画誌、美術誌、音楽誌で編集やライティングを手がけるほか、WEBのコラム、インタビュー記事も担当。俳優やクリエイター、ビジネスのトップランナーへのインタビューや書籍レビューを中心に執筆する。得意分野は、映画と本と食べ物。埼玉県出身、今は神奈川県で夫と2歳差きょうだい、猫と暮らす。