【七夕飾り】親子で作ろう 「折り紙」「紙コップ」で簡単かわいい!〔おもちゃ美術館 副館長〕に分かりやすく教えてもらった

『おもちゃ美術館におしえてもらうおもちゃ作り』 第11回 七夕に飾れるおもちゃ

おもちゃ美術館 副館長:貝原 亜理沙

【上級編】「トイレットペーパー芯」と「折り紙」で織姫・彦星人形

【用意するもの】

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・トイレットペーパー芯1本
・画用紙(顔用。家にあるものでOK)
・折り紙(着物や飾り用。柄が入っていなくてもOK)
・リボン、モールなど(吊り下げ用。家にあるものでOK)
・マジックペンなど
・スティックのり
・カッターナイフまたはハサミ

【作り方】

①トイレットペーパー芯を半分に切る。

【ポイント】
半分に印をつけてカッターで切り込みを入れておくとハサミを入れやすくなりますよ。
※カッターを使う作業は必ず大人が行ってください。

②折り紙を①のサイズに合わせて切り、両端にのりをつけて貼る。

【ポイント】
端を合わせて巻くように貼っていくとキレイに貼れます。貼る部分を10秒ほど指で押さえて固定するとはがれにくくなりますよ!

③顔用に丸く切っておいた画用紙に顔を描き、②に貼る。

【ポイント】
貼る部分を10秒ほど指で押さえて固定するとはがれにくくなります。

④顔のまわりに折り紙で作った髪の毛や飾りを貼る。

⑤目打ちで吊り糸を通す穴を開ける。
※目打ちで穴を開ける作業は必ず大人が行ってください。

⑥吊り糸(リボンやモールなど)を穴に通して2つの人形をつなげて結んだら完成!

【完成!】

「どう~? 簡単に作れたよ!」(駿くん)。笹をイメージした飾りは、第11回で紹介します。

「おうちでの工作で大切なのは、身近にあるもので楽しく作ること。ルールはありません。お子さんの感性にあわせてアレンジしてくださいね」と貝原さん。

親子で世界にひとつしかない七夕飾り作り、ぜひ楽しんでみてくださいね。

撮影/安田光優
取材・文/石本真樹

【おもちゃコンサルタントとは?】
おもちゃをよりよく知り、おもちゃを見る確かな目を育てる、日本で唯一の総合的なおもちゃの認定資格。年齢や特性を超えて「遊び」でつながる関わり方が学べます。自分のスタイルに合った学び方で受講できるので、ご興味のある方はぜひ受講してみてください。

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東京おもちゃ美術館

写真提供:東京おもちゃ美術館

赤ちゃんに安心な木育おもちゃから大人も楽しめる世界のゲームまで、幅広い世代がおもちゃを通じて豊かな出会いと楽しみを体験できるミュージアム。

『おもちゃこうぼう』では、紙コップや牛乳パックなどの身近な材料を使った手づくりおもちゃを紹介している。

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かいはら ありさ

貝原 亜理沙

東京おもちゃ美術館 副館長 おもちゃコンサルタント

美術館での調査研究の仕事、絵画造形教室の講師などを経て、2017年から『東京おもちゃ美術館』に勤務。 身近な材料でできる手づくりおもちゃのワークショップを行う”おもちゃこうぼう”と、美術館に収蔵されている、100カ国・10万点にもおよぶ収蔵品の管理を担当している。 2025年より副館長に就任。 東京おもちゃ美術館 https://art-play.or.jp/ttm/

美術館での調査研究の仕事、絵画造形教室の講師などを経て、2017年から『東京おもちゃ美術館』に勤務。 身近な材料でできる手づくりおもちゃのワークショップを行う”おもちゃこうぼう”と、美術館に収蔵されている、100カ国・10万点にもおよぶ収蔵品の管理を担当している。 2025年より副館長に就任。 東京おもちゃ美術館 https://art-play.or.jp/ttm/