国が認める「食品添加物」の安全性とは? いかに安全かを管理栄養士が解説【管理栄養士がすすめる幼児食】

《第4回》

管理栄養士・母子栄養指導士®:奥野 由

写真:アフロ
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忙しかったり疲れていたりして、食事作りに手が回らない時。できれば惣菜や冷凍食品に頼りたいけれど、気になるのが「添加物」ですよね。

そもそも加工食品に添加物が使われるのは、細菌の増殖を防いで安全に日持ちさせたり、出来立ての味わいを保ったりするためです。

「市販品に使用する添加物は、厚生労働省の調査などをもとに安全な量が決められているため、安心して利用できますよ」と話すのは、管理栄養士・幼児食アドバイザーの奥野由さん。

今回は、加工食品の「添加物」の量がどのように決められているのか、食品添加物が安全な理由を詳しく説明します。

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安全性を確認する実験で1日摂取許容量が決められている

食品添加物の安全性は、内閣府食品安全委員会が評価しています。食品安全委員会のリスク評価を受け、使用を許可されたもの以外は使用を認められていません。

安全性は、添加物のものに汚染や不純物の混入が起こらないように規格を設定したり、実験動物を用いて、摂取による有害な影響が観察されないかを確認し、その結果に基づき、人が生涯にわたってその物質を毎日摂り続けても健康に悪影響がないと推定される1日あたりの摂取量(=1日摂取許容量)を求めることなどにより評価します。

添加物の安全性の確かめ方のイメージ イラスト:のだかおり
添加物の安全性の確かめ方のイメージ イラスト:のだかおり

実際に摂取している量は「1日摂取許容量の10%以下」

また、厚生労働省が委託調査している食事調査をもとに、どれくらいの量の添加物を摂取しているかを調べ、「食品衛生基準審議会 添加物部会」が毎年調査・結果報告をしています。

その調査の結果、私たちはほとんどの食品添加物において、1日摂取許容量の10%にも満たない量しか摂取していないことがわかっています。

冷凍食品に実際に使われている添加物のイメージ
冷凍食品に実際に使われている添加物のイメージ

添加物は使用基準が厳格に定められているので、過度に心配する必要はありません。リスクを考える上で大切なのは「摂取量」と「頻度」のバランスです。

むしろ、加工食品で注意すべきは添加物よりも「塩分」です。日常的に摂りすぎないよう、なるべく減塩タイプを選びましょう。

もし味が濃いと感じる場合は、塩気のない食材を足したり、下茹でして塩分を抜いたりといった「ひと工夫」を心がけてください。

絵本の読み聞かせで「食育」しよう♪ 食べ物絵本おすすめ3選

きょうはぎょうざの日

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ウー・ウェン(原案)  石井 睦美(文)  松本 春野(絵)

発売日:2025/06/12

価格:定価:本体1700円(税別)

「あしたはみんなで、あしたはぎょうざ。
あしたはみんなで、あしたはぎょうざ」

料理家のウー・ウェンさんの原点、少女時代の家族の思い出が絵本になりました。

みんなで作って、みんなで食べる。幸せな食卓の思い出です。

ハチとアップのぎんがアップルパイ

ハチとアップのぎんがアップルパイ

SAKAE(著・作・絵)

発売日:2025/04/10

価格:定価:本体1600円(税別)

宇宙のどこかにある星に暮らす、ハチとアップ。

ある日、大きな大きな「リンゴ星」が落ちてきた!

「リンゴ星を りょうりするなら
 うちゅうへ ざいりょうを とりに いかなくちゃ!」

ハチとアップは宇宙に飛び立ち、とびっきり特別なデザートを作ることに……
ⒸSAKAE 2025

くだもの ころん

くだもの ころん

彦坂 有紀(作)  もりと いずみ(作)

発売日:2024/03/07

価格:定価:本体900円(税別)

あかちゃんの目がよろこぶ、色とりどりのくだものが大集合!

あかちゃんは「ころん」「ぎゅっ」などの擬態語・擬音語が大好きなので、色とりどりのくだものの絵を楽しみながら、ぜひリズミカルに語感豊かに読んであげてください。

〔参考文献〕
食品添加物-よくある質問(消費者向け). 厚生労働省ホームページ. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/qa_shohisya.html (accessed 2025-11-17).

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奥野 由
おくの ゆい

奥野 由

Yui Okuno
管理栄養士・母子栄養指導士®

小学生の母親。大阪府出身・在住。自身の出産を機に母子栄養指導士を取得。 一般社団法人母子栄養協会認定講師として離乳食アドバイザー・幼児食アドバイザー資格講座や、子育て支援施設における離乳食・幼児食講座、専門職向け研修会などに講師として登壇。離乳食・幼児食レシピ本のレシピ作成やベビーフードなどの商品監修、専門誌への寄稿なども行う。 前職は冷凍食品の研究開発職で、加工食品を上手に取り入れ「手軽に・おいしく・楽しい食卓」を広めるために奮闘中。 HP:https://foomilab.com/ 母子栄養協会HP:https://boshieiyou.org/

小学生の母親。大阪府出身・在住。自身の出産を機に母子栄養指導士を取得。 一般社団法人母子栄養協会認定講師として離乳食アドバイザー・幼児食アドバイザー資格講座や、子育て支援施設における離乳食・幼児食講座、専門職向け研修会などに講師として登壇。離乳食・幼児食レシピ本のレシピ作成やベビーフードなどの商品監修、専門誌への寄稿なども行う。 前職は冷凍食品の研究開発職で、加工食品を上手に取り入れ「手軽に・おいしく・楽しい食卓」を広めるために奮闘中。 HP:https://foomilab.com/ 母子栄養協会HP:https://boshieiyou.org/