小学校3年生の「わり算」が算数「得意・苦手」の分岐点! チャンネル登録者数70万人超えのYouTuber・あきとんとん先生直伝の克服法

教育系人気YouTuber・あきとんとん先生が教える 「わり算」の解き方 ~前編~ (2/4) 1ページ目に戻る

教育系YouTuber:あきとんとん

「わり算」が、算数の得意・苦手の大きな分岐点

──まず、あきとんとん先生が算数の中で「わり算」に注目するようになったきっかけを教えてください。

あきとんとん先生:僕は現在YouTubeなどで、中学生・高校生向けに「楽しくわかる授業」動画を投稿していますが、観てくれた子どもたちから届く声の中で圧倒的に多いのが「算数・数学ができない」ということ。

すべての画像を見る(全16枚)

あきとんとん先生:僕は大学生時代、勉強が苦手な子どもたちに教える学習塾でアルバイトをして算数が苦手な子どもを多く受け持ちました。一方、進学した立命館大学と京都大学大学院では理数系を得意とする学生や教授たちに出会いました。

“算数・数学が苦手な人”と“算数・数学が得意な人”の両方と向き合い、何が違うのかを考えたときに、「わり算」の捉え方ではないかと気づいたのです。

──「わり算」が、算数の得意・苦手の大きな分岐点になっているということでしょうか?

あきとんとん先生:はい、主に小学校3年生で学び始める「わり算」は、その先の単元である「割合」「小数・分数」「約分」「濃度」「比」「速度」「図形・扇形」、そして中学校で学ぶ「密度」「確率」「圧力」などとも関連しています。

算数とは“積み上げ式”の教科なので、ひとつやり方を覚えたら、それをベースに次ができるようになっていきます。つまり「わり算」が苦手になってしまうと、その先の単元でつまずく可能性が大きいのです。そうなると、理解が進まず、算数の成績が落ちていくという、負のスパイラルが待っています。

また「濃度」「密度」「圧力」などは中学校理科でも出てくるので、小学校で算数ができていないと、中学進学後に理科の成績が落ちる危険性があります。「中学で理科につまずいている」子どもの原因を辿ってみると、そもそも「わり算」ができていなかったというケースが非常に多いんですよ。

逆に言うと、「わり算」をきちんと理解できれば、その後の単元も「わり算」をベースとした考え方でクリアできると言えます。

「わり算」は基準を作るもの

算数が得意な人たちは「わり算」=「基準を作るもの」と考えている!
62 件