【審査員の評価が真っ二つ】佳作で出版!? クセが強すぎるワンオペ「おとうさんねこ」登場

【前編】2022年講談社絵本新人賞佳作受賞『おんぶねこ』出版記念! 作者・殿本祐子さんによる絵本制作日記

絵本作家:殿本 祐子

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「おれ、おとうさん」
「おれの こ、おんぶじゃ ないと なくねん」

そんなセリフからはじまる絵本の名は、『おんぶねこ』。常にこねこをおんぶして育てている「ワンオペおとうさんねこ」の日常を描き、発売前から共感をよんでいます。

大賞(新人賞)を獲得すると、その作品の出版の機会を得られる「講談社絵本新人賞」にて、佳作受賞でありながらも、なぜこの作品が絵本になったのか。審査員から「クセが強すぎる」とのお墨付き(?)をもらった応募作が絵本になるまで、どんな苦労があったのか……。

2025年3月27日の発売日を前にして、作者の殿本祐子さんが、汗と涙の制作日記を書いてくれました。

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