10ヵ月の活動を振り返ってみよう!
むぅちゃん
10ヵ月の活動を振り返ってどんな気持ちですか?
そういちろう(小4)
あっという間の10ヵ月でした。毎回、さかなクンや隊員たちに会えるのが楽しみでした。せっかく遠くから(兵庫県!)参加しているので、さかなクンや探究隊の先生たちが話してくれたことをせいいっぱい聞いて楽しもうと思っていました。
あこがれのさかなクンの近くで活動できたことが何よりもうれしかったです。毎回、さかなクンが出てくるたびに感動しました。手を挙げてさかなクンにあててもらえたり、さかなクンに質問ができたりするなんて、夢みたいでした。隊員たちとも仲よくなれて、さかなクンとみんなで過ごしている時間がすごく楽しかったです。
魚や生きものが大好きな仲間が集まる探究隊では、魚のことばかり話せるのも最高でした。修了式のさかなクンからのサプライズ(生演奏)では、目に涙がうかびました。これからも、さかなクンはずっとぼくのあこがれです。
ひかる(小5)
ぼくの探究テーマのための活動は、最初は分からないことだらけでした。どう始めればいいのか、何をすればいいのか、まったく分かりませんでした。
でも、毎日川のゴミ問題について少しでも考えたり、ニュースや新聞に何かのってないか聞いてみたりしました。探究隊の活動でも、さかなクンや先生たちが話してくれることもヒントになりました。ちょっとずつ、知識が増えていくのが楽しかったです。
そして、さかなクン探究隊は、夢のような時間でした。憧れのさかなクンがすぐ隣にいて、憧れの大学で、先生たちがたくさん教えてくれて、同じ気持ちを持った仲間たちと一緒に過ごせて。めちゃめちゃ楽しかったです!! こんなに楽しいことはないというくらい、楽しかったです!
ぼくは、発表会の最後に、ぼくの夢を言いました。夢を叶えるため、探究隊で楽しかったことを力に変えて、これからもがんばろうと思っています。

探究隊員のお母さんの感想も聞いてみよう!
むぅちゃん
お母さまたちも長期間の伴走、おつかれさまでした! すべての活動が終わってみての感想を教えてください。
そういちろう母
私は海辺の生まれでもなく、魚のさばき方も料理の仕方もほとんど知りませんでした。
息子が「未利用魚・低利用魚」を探究テーマに選んだときは、正直なところ「本当にやり遂げられるのか」という不安が大きかったです。けれど、その心配をよそに、息子がこれまで自ら吸収してきた知識をもとに、どんな魚も迷うことなくさばいていきました。その姿には、我が子ながら感心させられるばかりでした。調理の際はインターネットでレシピを探し、親子で試行錯誤しながら作りました。初めてのことだらけで失敗も山ほどありましたが、今振り返れば、その失敗こそが親子にとってかけがえのない学びの時間になったと感じています。
活動を支えるうえで苦労したのは、研究対象となる「低利用魚」の確保でした。数少ない伝手をたどり、息子のためにと奔走する中で、改めてさかなクンがどれほど多くの人に愛され、世の中に影響を与えているかを肌で感じました。これまで息子の探究の場といえば、人けのない漁港や誰もいない川ばかりでした。しかし、この「さかなクン探究隊」を通じて、憧れのさかなクンや専門家の先生方、そして同じ志を持つ仲間たちと出会い、息子はかつてない刺激を受けました。これほど多くの人と関わりながら探究を進めたのは、息子にとって初めての経験です。すべては、さかなクンが繫いでくださった素晴らしいご縁、まさに「魚縁(ギョ縁)」だと感謝しております。
我が家は遠方からの参加でしたが、息子が生き生きと輝くためのサポートなら、親としての苦労はまったく感じませんでした。大好きな海や魚をテーマに、憧れの存在を目の前にして全力で学ぶ時間は、息子にとって間違いなく「夢のような時間」でした。すべての活動を一度も休まず走り抜け、無事に発表を終えられたことにホッとする反面、今はそれ以上に寂しい気持ちが勝っています。
もともと息子はこうしたイベントに積極的なタイプではありませんでしたが、「さかなクン探究隊になら参加したい!」と自ら言ったことが、すべての始まりでした。親として「広い世界を見てほしい」と願っていた矢先の出来事であり、さかなクンのおかげで大きな一歩を踏み出すことができました。地方にも、息子のようにさかなクンと一緒に探究したいと願う子はたくさんいるはずです。住む場所を問わず、これからも多くの子どもたちにこのようなチャンスが開かれることを願ってやみません。
ひかる母
「さかなクン探究隊」での経験が子どもを大きく成長させてくれることは、始まった当初から確信していましたが、全行程を終えた今、まさにそのとおりになったと実感しています。
何よりの収穫は、同じ志を持つ仲間に囲まれて過ごしたことで、息子が自分の「好きなこと」に対して強い自信を持てたことです。以前よりも堂々と自分の意見を発言できるようになり、これまで漠然としていた将来の夢も、よりクリアで確かなものになりました。小学5年生という多感な時期に、憧れのさかなクンや大学の先生方と深く接した経験は、これからの人生において大きな心の支えとなり続けるはずです。
息子の成長を願って参加した探究隊でしたが、終わってみれば私自身も驚くほど成長し、心から活動を楽しみました。遠方からの参加だったため、親子ふたりで前泊して参加することも多かったのですが、その道中でじっくり話をしたり、各地の博物館や水族館へ立ち寄ったりした時間は、最高の思い出です。
実際の活動内容も、環境やアートなど、私のこれからの生活を豊かにしてくれる学びにあふれていました。何より、生きもの好きな子を持つ親同士、共通の悩みを持つ保護者の方々と仲よくなれたことも大きな喜びでした。まるで自分まで学生時代に戻ったかのような、ワクワクする時間を過ごせたことに感謝しています。
山や川、海へとフィールドを駆け巡り、ときにはクマの出没情報に神経をとがらせながら息子のサポートをする日々は、正直大変なときもありました。しかし、今ではそれすらも、二度と戻らないかけがえのない時間だったと感じています。
これからも探究を続ける息子を、今は私たちが支えていきますが、きっとそう遠くないうちに、親の手を離れていくときが来るでしょう。その日が来るまで、私自身もこの素晴らしい探究のプロセスを楽しみながら、彼を支え続けていきたいと思います。この経験を経て、息子がこれからどんなふうに成長していくのか、楽しみで仕方がありません。
「夢の時間がこれからも続くように、努力し続けたい」。海と魚を愛する探究隊の旅は、ここからまた新しいステージへと進んでいきます!
































































