恐竜大好き少年が憧れの古生物学者・小林快次先生が教授を務める「北海道大学総合博物館」へ!

古生物が大好きな中学生。大阪在住のMOVEラボ研究員・はるきが行ってきました!

MOVEラボ研究員・はるき(左)が、憧れの恐竜学者・小林快次先生(右)と!

とにかく行きたかった憧れの場所・北海道大学総合博物館

「北海道大学総合博物館」
北海道大学の敷地内にある「北海道大学総合博物館」。ニッポノサウルスの復元骨格標本をはじめ、北海道大学開校以来の、植物、海藻、昆虫、魚類、菌類の生物標本や資料を400万点も所蔵。北海道大学の最先端の研究をさまざまな実物資料や映像で展示・紹介しています。

「北海道大学総合博物館」の教授のひとりは、MOVE恐竜シリーズの監修でもおなじみ、日本における恐竜研究の第一人者・小林快次先生です。

今回は、大阪在住のMOVEラボ研究員・はるきが、憧れの場所だった「北海道大学総合博物館」を訪れた様子をレポートします! テレビ出演(日本テレビ『超無敵クラス』2023年3月放送)がきっかけで対面できた、大好きな小林快次先生とのエピソードも合わせて紹介します。
MOVEラボ研究員・はるき(中2)
〈MOVEラボ研究員とは?〉
MOVEラボ研究員は、厳正な選考によって選ばれた、生きものや自然科学に興味のあるMOVE読者の代表です。研究員は、MOVEラボの活動に参加し、フィールドや博物館、動物園などをリアルに楽しみます。また、ラボの研究員は、自分たちの研究レポートをMOVEラボのサイト上で発表します。

メンバーは現在16名! 中学生以上は「助手」として活動しているよ!
https://lab.zukan-move.kodansha.co.jp/

北海道大学総合博物館に行きたかった理由

北海道大学の正門前で。まだ雪が積もっていました。
僕は恐竜が好きで、ずっとニュースやプレスリリースなどで発表される恐竜の最新情報を楽しみにしていますが、小林快次先生が出ている番組などで北海道大学の中に総合博物館があることを知りました。紹介動画等を見ているうちにどうしても行きたかったのですが、なかなか行けていませんでした。

そんな中、ご縁があって僕もテレビの密着取材をしてもらうことになり、行きたいところ、やりたいことは?と事前に質問された際に、「北海道大学総合博物館に行きたいです。その中で恐竜の研究をされている現場を見てみたいし、本物の化石を見て触ってみたいです」と即答しました。

すると番組スタッフさんが北海道大学総合博物館と小林先生に連絡を取ってくださり、快く撮影を引き受けていただき、2023年の2月に行かせてもらうことになりました。

緊張のあまり頭の中が真っ白でしたが、小林先生をはじめ、博物館のみなさん、研究室のみなさんが快く迎えてくださって、本物の化石を触らせてもらったり、白亜紀の地層の岩をハンマーで割らせてもらったり、化石の並び替えをさせてもらったり、貴重すぎる経験をさせてもらいました。

北海道大学総合博物館の中の展示は予想以上に多くて、撮影の時間上どうしても博物館の一部分しか回ることができなかったので、春休みを利用して3月にもう一度行ってきました。この展示量を無料で見られるなんて、本当にすごい所です。

正門から博物館までも、おどろきがいっぱい

国の登録有形文化財・古河講堂
札幌駅から少し歩いたら、正門が見えてきました。インフォメーションセンターでマップをもらい、構内を歩いていると、とにかく自然の多さに驚きました。木が多い、一つ一つの建物が大きくて離れている、冬なので積雪量がすごく雪がサラサラしてるなど、すべてが驚きでした。

一番驚いたのは、構内に綺麗な川があったことです。上から見ただけで凍っているところがわかりました。総合博物館に着くまでには歴史を感じる美しい古河講堂がありました。国の登録有形文化財だそうです。
いよいよ「北海道大学総合博物館」へ!
少し歩くと、博物館の建物が見えてきました。入り口のドアは重厚で開けて入るときはとても緊張しました。北海道大学総合博物館は収蔵標本数300万点、そのうちの1万3000点がタイプ標本(新種の発見・認定の基礎となる標本)だそうです。
入り口のドアからも歴史を感じます。
入り口からすぐの階段を上がるとアインシュタインドームと呼ばれる天井が見えました。壁にはコウモリ、フクロウ、ひまわり、果物のレリーフがありました。腰をかけれる椅子があったので、しばらく座って天井や階段を眺めていました。
アインシュタインドーム。
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