
カエルはいつ卵を産む? 日本に住むカエルの産卵の様子を科学ジャーナリストが解説
【ちょっとマニアな生きもののふしぎ】科学ジャーナリスト・柴田佳秀先生が見つけた生きもののふしぎ
2026.05.23
科学ジャーナリスト:柴田 佳秀
こんにちは。科学ジャーナリストの柴田です。
カエルって、いつ卵を産むのか知っていますか? カエルが鳴いているのは暑い時期ですから夏でしょうか。雨が好きだから梅雨時期でしょうか。
正解は秋以外の春、夏、冬。「冬はさすがに違うんじゃない?」と思うかもしれませんが、カエルは種によって産卵時期が違っていて、関東地方だと、例えばニホンアカガエルは真冬の1~2月、アズマヒキガエルは3~4月、アマガエルは5~8月に卵を産みます。学校ではカエルは冬眠をすると習いますから、真冬に卵を産むカエルがいるなんてあまり知られていないかもしれませんね。
カエルって、いつ卵を産むのか知っていますか? カエルが鳴いているのは暑い時期ですから夏でしょうか。雨が好きだから梅雨時期でしょうか。
正解は秋以外の春、夏、冬。「冬はさすがに違うんじゃない?」と思うかもしれませんが、カエルは種によって産卵時期が違っていて、関東地方だと、例えばニホンアカガエルは真冬の1~2月、アズマヒキガエルは3~4月、アマガエルは5~8月に卵を産みます。学校ではカエルは冬眠をすると習いますから、真冬に卵を産むカエルがいるなんてあまり知られていないかもしれませんね。

ニホンアカガエルの産卵
ニホンアカガエルが卵を産むのは森の湿地です。例年、1~2月の間にまとまった雨が降るとカエルが目を覚まし、湿地に集まって産卵します。
アカガエルが産卵する森の湿地
ニホンアカガエル
ところが、この冬は、12月から2月の3ヵ月間にほとんど雨が降らず、なかなか卵を産みませんでした。毎日晴れが続き本当にやきもきしたのですが、3月3日に待望のまとまった雨が降り、これはきっと産んだなと思いました。案の定、3月6日に確認に行くと森の湿地にたくさん卵があり、待ちに待った雨が降ったので一斉に産卵をしたのでしょう。
見つけたニホンアカガエルの卵塊

アカガエルはどうして寒い時期に産卵するの?
ところでアカガエルは、どうしてこんな寒い時期に産卵するのでしょうか。
それはこのカエルが元々北方起源のカエルだから。卵が暑さに弱く、水温が28度より高くなると死んでしまうのです。また、天敵のヘビがまだこの時期には活動していないので、それも利点の1つです。そうはいっても、凍る寸前の冷たい水の中でカエルがよく動けるものだと感心してしまいます。
それはこのカエルが元々北方起源のカエルだから。卵が暑さに弱く、水温が28度より高くなると死んでしまうのです。また、天敵のヘビがまだこの時期には活動していないので、それも利点の1つです。そうはいっても、凍る寸前の冷たい水の中でカエルがよく動けるものだと感心してしまいます。
メスを待つニホンアカガエルのオス












