カエルはいつ卵を産む? 日本に住むカエルの産卵の様子を科学ジャーナリストが解説

【ちょっとマニアな生きもののふしぎ】科学ジャーナリスト・柴田佳秀先生が見つけた生きもののふしぎ (2/2) 1ページ目に戻る

科学ジャーナリスト:柴田 佳秀

アズマヒキガエルの産卵

私の家の近くでは、アカガエルの産卵が終わると、次はアズマヒキガエルが産卵を始めます。このカエルの産卵のきっかけも雨です。3月12日には暖かな雨が降ってヒキガエルたちが目覚め、翌13日には産卵する池に向かうたくさんの姿が見られました。私の友人の畑にはカエルが産卵する池があり、14日の夜に観察させてもらいました。
メスの到着を待つアズマヒキガエルオスたち
すべての画像を見る(全9枚)
夜8時ごろ、現場に到着するとメスを待つオスが何匹もいました。しばらくするとメスがあらわれオスは我先にメスを確保しようと群がり大騒動になります。これがいわゆる蛙合戦です。組んずほぐれつする様子がとても面白いので、毎年見るのが楽しみなんです。
メスを奪い合う蛙合戦
アカガエルやヒキガエルは、寒い時期に目覚めて活動を開始しますが、産卵という大仕事が終わるとまた土に潜って寝てしまいます。春眠です。そして、本格的な春が訪れるころに再び目を覚まし活動を始めるのです。
アズマヒキガエルの卵塊
写真提供/柴田佳秀

カエルをさらに深掘りできるMOVE

は虫類・両生類 新訂版

は虫類・両生類 新訂版

講談社(編) 加藤英明(監)

発売日:2023/06/23

価格:価格:本体2700円(税別)

この記事の画像をもっと見る(9枚)

前へ

2/2

次へ

27 件
柴田 佳秀
しばた よしひで

柴田 佳秀

Shibata Yoshihide
サイエンスライター

元ディレクターでNHK生きもの地球紀行などを制作。科学体験教室を幼稚園で実施中。著作にカラスの常識、講談社の図鑑MOVEシリーズの執筆など。BIRDER編集委員。都市鳥研究会幹事。科学技術ジャーナリスト会議会員。暦生活で連載中。MOVE「鳥」「危険生物 新訂版」「生きもののふしぎ 新訂版」等の執筆者。

元ディレクターでNHK生きもの地球紀行などを制作。科学体験教室を幼稚園で実施中。著作にカラスの常識、講談社の図鑑MOVEシリーズの執筆など。BIRDER編集委員。都市鳥研究会幹事。科学技術ジャーナリスト会議会員。暦生活で連載中。MOVE「鳥」「危険生物 新訂版」「生きもののふしぎ 新訂版」等の執筆者。