
「行ってみたい動物園ランキング」第1位の【よこはま動物園ズーラシア】へ行ってきました!
〈人気連載〉ドリトル柴田の「動物園に行ってみた!」vol.7【第1回】 (2/2) 1ページ目に戻る
2026.10.01
科学ジャーナリスト:柴田 佳秀
動物だけでなく環境も見せる
珍しい動物がたくさんいるズーラシアですが、この動物園のすごさは、飼育している動物のラインナップだけではありません。もうひとつ、ぜひ紹介したいのが、その「見せ方」です。
ズーラシアでは、その動物が野生で暮らしている環境まで再現しようとする「生息環境展示」を、日本で初めて全面的に取り入れています。
今回の取材では、ズーラシアの園長を務める村田浩一さんにもご一緒いただき、園内を案内してもらいました。村田さんは獣医師で、現在は日本動物園水族館協会(JAZA)の会長も務める、まさに日本の動物園を知り尽くした人です。
ズーラシアでは、その動物が野生で暮らしている環境まで再現しようとする「生息環境展示」を、日本で初めて全面的に取り入れています。
今回の取材では、ズーラシアの園長を務める村田浩一さんにもご一緒いただき、園内を案内してもらいました。村田さんは獣医師で、現在は日本動物園水族館協会(JAZA)の会長も務める、まさに日本の動物園を知り尽くした人です。
ご案内いただいた村田浩一園長。
そこで、私がぜひ聞いてみたかったことのひとつを尋ねてみました。
「ズーラシアの生息環境展示で、園長がいちばんお勧めなのはどこですか?」
村田さんが挙げたのが、ツキノワグマの展示場でした。
「ズーラシアの生息環境展示で、園長がいちばんお勧めなのはどこですか?」
村田さんが挙げたのが、ツキノワグマの展示場でした。
ツキノワグマの展示場。まるで本州の山の一部を切り取ったかのような景色です。日本庭園の技術を使って、実際よりも広く見える工夫がされているそうです。
どうでしょう。動物園の展示場というより、山の中の風景のように見えませんか。ところで、この写真にはちゃんとツキノワグマが写っています。どこにいるかわかりますか?

動物には快適。でも見えない!
生息環境展示には、動物が自然な行動をとりやすく、隠れたいときには人の目から隠れられるというメリットがあります。しかし、これは来園者にとっては困ったことにもなります。それは動物が見えないことがあるからです。
村田園長によると、開園したころは「せっかく来たのに動物が見えない」というクレームがかなりあったそうです。しかし、来園者にも生息環境展示が知られるようになり、今ではそうしたクレームはほとんどないといいます。
村田園長によると、開園したころは「せっかく来たのに動物が見えない」というクレームがかなりあったそうです。しかし、来園者にも生息環境展示が知られるようになり、今ではそうしたクレームはほとんどないといいます。
草の茂みに隠れて見えるスマトラトラ。あたかも山でトラに出会ったようで、こんな自然な姿の動物たちを見られるのがズーラシアです。
【続きを読む】動物が「見えない」からおもしろい!? 幻のキツネ・カズオを追ってわかったズーラシアの魅力!
本記事は「よこはま動物園ズーラシア」レポート記事第1回です。続きは第2回をチェック!(10/8公開予定)
取材日:2026年5月8日、5月9日、7月17日
写真・文/柴田佳秀
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柴田 佳秀
元ディレクターでNHK生きもの地球紀行などを制作。科学体験教室を幼稚園で実施中。著作にカラスの常識、講談社の図鑑MOVEシリーズの執筆など。BIRDER編集委員。都市鳥研究会幹事。科学技術ジャーナリスト会議会員。暦生活で連載中。MOVE「鳥」「危険生物 新訂版」「生きもののふしぎ 新訂版」等の執筆者。
元ディレクターでNHK生きもの地球紀行などを制作。科学体験教室を幼稚園で実施中。著作にカラスの常識、講談社の図鑑MOVEシリーズの執筆など。BIRDER編集委員。都市鳥研究会幹事。科学技術ジャーナリスト会議会員。暦生活で連載中。MOVE「鳥」「危険生物 新訂版」「生きもののふしぎ 新訂版」等の執筆者。