バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 ブンブンジャーが解散!? そしてマッドレックスとの戦いの結末は?
スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第9話】
2024.04.28
タイヤとブンブンの出会いのあらましが明らかに!
しかし、自分の夢のために命をかけ、しかもメンバーを巻き込むのかと、タイヤの行動が理解できない志布戸未来(シフトミラ)と阿久瀬 錠(アクセジョウ)はタイヤに対し不信感を抱いていた。
鳴田射士郎(メイタイシロウ)は振騎玄蕃(ブレキゲンバ)からタイヤを甘やかしていると釘を刺され、イシロウはイシロウでゲンバこそと言いたげに怒りをあらわにしている。
ふたりの諍いを見て痺れを切らしたミラがタイヤにとって自分たちはどんな存在なのか、タイヤがグランプリに命をかけるのはなぜかときびしく問う。
するとそこへ入ってきた細武 調(サイブシラベ)も同調し、個人の夢を理由に対ハシリヤンの力であるブンブンジャーが独占されるのは問題だと口をはさんだ。
そしてシラベは今回の事件を受け、ISA=国際宇宙対策機構から下された命令を一同に伝えた。
それは、今後ハシリヤンの侵略行動に対してはISAの専任部隊が対応し、ブンブンカーをはじめとする装備はすべてISAが接収するというものだった。
つまり、ブンブンジャーを解散させるというのだ。
反発する一同だったが、今は夢を見ている場合ではないと突っぱねるシラベ。
そこへブンドリオ=ブンブンが「夢を見たっていいじゃないか!」と口をはさんだ。
聞けば、タイヤの夢はもともとブンブンの夢だったのだという。
かつてビッグバン・グランプリのレーサーだったブンブンは、ある事故でライセンスを取り上げられて出場停止となり、ヤケになったブンブンは放浪の果て地球にたどり着き、タイヤと遭遇したのだった。
ブンブンは自分を修理してくれたタイヤに心を開きあらましを語ったところ、タイヤは自分がグランプリに出場してその夢をかなえてやると約束してくれたというのだ。
ブンブンはふたりで作ったブンブンカーでビッグバン・グランプリでの優勝を果たすまで、自分もタイヤも諦めないと一同の前で宣言した!
ブンレッドとの一騎打ちを果たすべく行動を起こしたマッドレックス!
マッドレックスとサンシーターたちが再び街に現れたのだ。
立ち向かうブンブルー=イシロウ、ブンピンク=ミラ、ブンブラック=ジョウ、ブンオレンジ=ゲンバだったが、マッドレックスが相手とするのはブンレッド=タイヤのみだ。
あっという間に4人を蹴散らし、ブンレッドを連れてこいと大声で叫ぶマッドレックス。
その戦いを届け屋本部のモニターで見るタイヤは、痛みをこらえて出動しようとするが、そのタイヤにシラベが疑問を投げかけた。
あなたの目的は地球防衛ではないのに、なぜブンブンジャーは戦うのかと。
それに対しタイヤは、戦いの先にデカい夢があるからだと言葉を残し、本部を出ていったのだ。
4人のブンブンジャーとマッドレックスの戦いはまだ続いていた。
素早い動きで攻撃するマッドレックスに苦戦する4人。その同時攻撃もマッドレックスにはまったく通用せず、怒りのデスロッド攻撃で4人は変身解除してしまった。
そこへ飛び込んできたのはブンブンスーパーカー! 運転しているのはシラベで、助手席から降り立ったのはタイヤだった!
決着をつけようとマッドレックスに宣言するタイヤ。
すると、ミラは「勝手に決着をつけないでくれる!?」と横槍を入れた。
ブンブンの夢を叶えるのがタイヤの夢なら、その夢を届けるために一緒に戦うと、タイヤの本心を知った4人はタイヤと心をひとつにしたのだ。
信頼を得たタイヤは、マッドレックスと皆で決着をつけると、4人とともにブンブンジャーへとブンブンチェンジした!