バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 ついに5人そろった爆上戦隊ブンブンジャーの大活躍!
スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第7話】
2024.04.14
ブンドリオが恋をした?
心ここにあらずといった様子でカレーが焦げる匂いが漂い、驚いた志布戸未来(シフトミラ)と阿久瀬 錠(アクセジョウ)がブンブンに近づき心配そうに声をかける。
ため息をつくブンブンには何か悩みごとがあるらしい。
思いついたミラは「ひょっとして恋?」と尋ねると、ブンブンはコクリと頷く。
これにはメンテナンスをしていた範道大也(ハンドウタイヤ)と鳴田射士郎(メイタイシロウ)も驚きの声をあげ、その手を止める。
ブンブンが見せたタブレットには「ニマイジタイヤのべろーらー」の絵が映し出され、これがブンブンの恋の相手だという。
恋というより推しかもしれないが、ミラはすっかりブンブンを応援するモードに入り、べろーらーの握手会へ連れていこうと張り切っている。
イシロウはブンブンを連れ出すと騒ぎになるのではと注意するものの、思いやる心は人一倍のジョウは自分が責任をもつと断言、用事があるというタイヤは残り、ブンブンを変装させたミラとジョウはイベント会場へ出かけるのであった。
一方、ハシリヤンの幹部・マッドレックスを迎えたイターシャ、デコトラーデ、ヤイヤイ・ヤルカーのサンシーターたちは、ブロック塀にイグニッションキーを挿入し、新たな苦魔獣ブロックベイグルマーを作り上げた。
そしてマッドレックスはギャーソリン収集をサンシーターたちに命じたのだ……。
ゲンバがブンオレンジに変身!
タイヤはゲンバ専用に作ったというブンブンチェンジアックスを渡そうとしている。
しかし、ゲンバはともに戦う気はない、調達屋としてブンブンジャーを補い、見届けることが仕事だとタイヤの申し入れを断る。
それでもタイヤは、自分たちの仕事を一番近くで見ることができる特等席を用意して待っていると言葉を残して、ゲンバと別れた。
するとミラから苦魔獣出現の報せがブンブンチェンジャーに入った。
ブンブンたちが向かったイベント会場に苦魔獣ブロックベイグルマーが現れ、べろーらーに会おうとする子どもたちをブロックして行く手を阻んでいるのだ。
それだけではない。迷子センターに訪れた母親の前にブロックベイグルマーが現れ、子どもと会うのをブロック塀で邪魔をし、台車を運ぶ業者に対しても搬入をブロック、フードコートでご飯を食べようとする女子高生にまでミニブロック塀を出現させて食事をとらせないようにしている。
人々は悲鳴を上げ、その悲鳴はギャーソリンとなって立ち昇る。
そうはさせまいとジョウとミラはブンブラック、ブンピンクに変身し、ブロックベイグルマーを外へ追い立てた。
ところがブロックベイグルマーが飛ばしたブロックで転倒し、動きを封じられ苦戦するふたり。
離れていたところでその様子を見ていたゲンバは持っていたミニトラを投げ渡そうとするが、それも邪魔されてしまった。
そこへ駆けつけたタイヤ=ブンレッドとイシロウ=ブンブルーは、ブロックベイグルマーの防御を崩すべく、現れた戦闘員ネジレッタを蹴散らしながら闘いを始めた。
立ち塞がるブロック塀をかわした4人はブロックベイグルマーめがけて集中攻撃……しようとしたところ、マッドレックスが空から舞い降りた!
怒りのデスロッドからビームが放たれ、ブンブンジャーは飛び退いてよけようとするが、ブロック塀に跳ね返りながら4人に直撃。
これを見ていたゲンバが姿見を投げようとするが、ブンレッドのかけ声で4人は背中合わせに集まってビームを武器ではじき出した。
その闘いぶりから今の自分ではタイヤたちに追いつくことはできないと意を決し、ブンブンチェンジアックスを手にしてブンブンチェンジし、ブンオレンジに変身!
ここに爆上戦隊ブンブンジャー5人がそろったのだ!