バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 危険な任務に就くゲンバとミラ! タイヤたちが挑む超重要ミッションとは?

スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第10話】

テレビマガジン編集部

ハシリヤンの斬込隊長・マッドレックスを倒した第9話に引き続く第10話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ! コレを読んでもう1回、本編を見直そう!!
▼第9話はこちら!

危険な荷物を運ぶ仕事を引き受けたゲンバ

ISAの特別調査官・シラベに依頼された荷物を運ぶゲンバにミラも同行することに……  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
すべての画像を見る(全6枚)
届け屋本部では国際宇宙対策機構=ISAの特別調査官・細武 調(サイブシラベ)が振騎玄蕃(ブレキゲンバ)に届け物の依頼をしていた。

テーブルに置かれた金属製のごついアタッシュケースを前にしてシラベは、本当なら範道大也(ハンドウタイヤ)に頼みたかったというが、ブンドリオ=ブンブンによればタイヤたちは超重要なミッションを遂行中だという。

ブンブンはゲンバなら大丈夫と太鼓判を押し、シラベもゲンバに任せることにしたのだ。

早速、アタッシュケースを持って出かけたゲンバだったが、その姿を和菓子屋でバイト中だった志布戸未来(シフトミラ)が目にし、駆け寄ってきた。

何を届けるのかと興味津々のミラが尋ねると、新開発された高濃度エネルギー体の試作品だと答えるゲンバ。

なんでもアタッシュケースに入るサイズで東京中の電力をまかなえるだけのエネルギーが濃縮されているとのことで、もし落としたらたちまち大爆発だとミラを脅かした。

エネルギー体は振動に敏感であるため車では運べず、研究所まで徒歩で運んでいるのだ。

そんな危険な任務を行うゲンバを放っておけないミラは、ちょうどバイトが終了する時間となり、ゲンバのあとをつけていくことに。

このふたりのやりとりを密かに見ていたのがサンシーターのデコトラーデとイターシャだった……。

すごいエネルギーを手に入れれば自分たちもパワーアップできるかもしれないと、ゲンバが運ぶケースを奪取するつもりなのだ。

こんなときこそ苦魔獣の出番だと、イターシャは近くの民家に建ててあった小ぶりな鯉のぼりを見つけ、イグニッションキーを刺したところ、鯉のぼりはたちまちコイノボリグルマーに変貌した!

アタッシュケースを狙うコイノボリグルマー!

高濃度エネルギー体の試作品を運ぶゲンバたちの前にコイノボリグルマーが立ちはだかった!  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
ゆっくりした足取りでケースを運ぶゲンバと、その足元を確認しながら注意を促すミラの行く手をコイノボリグルマーと戦闘員ネジレッタが阻んだ。

ここは任せてとブンピンクに変身しようとしたミラだったが、コイノボリグルマーが持っていた槍の先端から光弾が発射され、ブンブンチェンジャーに命中したところ、ブンブンチェンジャーは空中に浮かび上がってしまった!

襲いかかるネジレッタの攻撃を華麗なケースアクションでかわしていくゲンバにもコイノボリグルマーは光弾を発射するが、間一髪、ゲンバはネジレッタを盾にしてこれを防いだ。

さらにコイノボリグルマーが光弾を連射するも、ゲンバは見事にかわし、浮かび上がるのはネジレッタたちばかりだ。

頭に血が上ったコイノボリグルマーは自ら突進しようとするが、エネルギー体を爆発させる気かとサンシーターに注意され、浮き上がる能力を解除してサンシーターのもとへ帰還する。

もういっぺんいってこいとサンシーターに命じられたコイノボリグルマーがもとの場所へ戻ると、ゲンバとミラの姿はすでになかった。

それにしてもハシリヤンが出現したにもかかわらずタイヤたちは何をしているのかと不満そうなミラ。

ゲンバは重要なミッションの最中というが、そのミッションとは……。

実は、タイヤと鳴田射士郎(メイタイシロウ)、阿久瀬 錠(アクセジョウ)たちは地域の人々や子どもたちとともにゴミの収集および集会場の掃除を行っていた。

子どもの日には、子どもたちの健やかな成長のためにできることをすることがブンブンジャーにとって重要なミッションだったのだ。

調達屋として本気で何かに取り組む人間をサポートするのが喜びだったというゲンバは、自分が本気になるということがいまひとつ理解できず、そこで届け屋のミッションを引き受けてみたのだとミラにその心情を語る。

届け屋であるタイヤやミラたちの心を、ゲンバなりに理解しようとしていたのだ。
次のページへ ブンオレンジが運んだケースの意外な中身
24 件