ガヴがかつてストマック社にいたことを知ったヴラムは、「自分の弟であるコメルを倒した犯人ではないか」と問い詰め始めます。
変身解除したショウマにコメルの写真を見せて、詰問するヴラム……。
ヴラムとその弟・コメルはグラニュート界で兄弟ふたり仲良く生活していたのですが、コメルは闇菓子に魅入らせられた挙げ句に家出し、1年前に瀕死の状態で帰宅し、絶命したのでした。
それがストマック社に関係する者の仕業だとにらんだヴラムはその真相を探るためストマック社に潜入し、独自で活動していたのです。
しかし、ショウマがストマック社の命令で動いているわけではなく、弟とも関係がなかったことを知ったヴラムは、もう用はないとあらためてショウマに攻撃を加えようとしました。
落ちていたガヴガブレイドで攻撃を受け止めたショウマは、とっさに「俺が協力する」とヴラムに持ちかけたのです。
いぶかしがるヴラムに対し、ショウマは自分の母もストマック社の犠牲者であることを打ち明けました。
ショウマは「犠牲者を増やしたくないからだ」とグラニュートと戦う目的を明かしますが、「犠牲が出ようが出まいが弟の仇さえとれればいい」とヴラムは言い放ちます。
「それならなおさら、ストマック社の手先として人間をさらうようなだるいことをしなくたっていいはずだ」とショウマは説得を続けました。
ベルトの力をストマック社の野望のために使い続けるか、それともここで引き返してストマック社の野望を止めるために使うか。
選択を迫るショウマに、ヴラムの心は揺れつつ、その選択に答えることなくその場を去っていったのです。
ショウマの言葉ははたしてヴラムに届いたのでしょうか? 続きが楽しみですね!