3月15日 ジョバリエと交戦するウルトラマンティガが戦う意味に気づく

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月15日(1997年)

テレビマガジン編集部

ダイゴが戦う意味を見出す!

ヤズミとは険悪になり、ホリイの言い分にも納得できないレナ。しかし、彼女自身も自分の考えがまとまっていなかった。しかし、ダイゴに言われ、レナは地球の生き物は互いに尊重し合い、共存するべきという自分の考えにたどり着く。レナは、ウルトラマンティガも同じことを考えているのだろうと推察するが、当のティガ=ダイゴはレナの言葉にいまいち納得はできていないようだった。

そして、作戦が開始された。GUTSは2班に分かれ、クリッター殲滅作戦と地上のジョバリエに攻撃を開始。地上には、TPCの戦車隊も出動し普段は基地でオペレーターを行うヤズミも前線に出る。しかし、GUTSたちの攻撃はジョバリエにはまったく通用せず、穴の中から顔だけを出したジョバリエの攻撃により、大きな被害を負ってしまう。その様子に、ヤズミは足がすくんでしまった。ムナカタ副隊長は後退を指示。戦闘は中断される。

ガゾートの事件で恋人を亡くした、TPC医務局のシンジョウ・マユミから怪我の治療をしてもらうヤズミ。しかし、ヤズミはここでも口論になり、マユミから「死んだら、好きな人に会えなくなる」と言われてしまう。すると、穴の中に身を潜めていたジョバリエが行動を開始。負傷した隊員たちのいる野戦病院に向かって進撃してきた。勇気を出して戦いに向かうヤズミ。ダイゴもティガに変身し戦いを開始する。

レナにアドバイスをしたダイゴであったが、自分自身の「戦う理由」を見出せないでいた。しかし、負傷した隊員や仲間たちを目にして、ダイゴは「仲間や愛する人々を守るために戦う」という自分の答えを見出し、ウルトラヒートハッグでジョバリエを撃破。一方、クリッターの潜む雲に攻撃を行おうとしていたレナたち航空部隊だったが、世界中の雲が大気圏外に去っていっているという情報を得て攻撃を中止。地球を去っていくクリッターを見送ったのだった。

甲獣 ジョバリエ

クリッターとの関係は不明で、その目的も謎だった  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
甲獣 ジョバリエ

全長/63メートル
体重/5万3000トン

高い防御力を持ち、ツノから強力な電気を起こして攻撃する。TPC地上部隊を壊滅させたのち、土の中で眠ったように大人しくなり、その目的は謎に包まれている。

登場エピソード:『ウルトラマンティガ』第28話「うたかたの…」(1997年3月15日放送)
監督・特技監督・脚本:川崎郷太

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3月15日はダイゴが戦う意味を見出した日

3月15日は、クリッター殲滅作戦が開始されようとしているなか、ジョバリエが出現したエピソードの日。クリッターがなぜ地球を去ったのかは不明。レナは、彼らが人間に愛想を尽かしたのだと感じていました。一方、戦いが終わり、野戦病院で仕事に追われるマユミは持っていた段ボールの底が抜け、中身を落としてしまいます。しかし、そこに昨夜口論になったヤズミ隊員が現れ、マユミに手を差し伸べたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。