『ゲゲゲの鬼太郎』小説チョイ読み 脚本家を襲う伝説のエピソード「マチコミ」!

『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』よりおススメ妖怪話あらすじ紹介【その3】

テレビマガジン編集部

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のスタッフ陣による短編小説集『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』から、今回は脚本家をめぐる怪異譚「怪物マチコミ」(金月龍之介・作)のあらすじをご紹介します。
『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』(税込み定価660円)発売中  ©水木しげる・フジテレビ・東映アニメーション

『ゲゲゲの鬼太郎』脚本家に難題が襲う!

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のプロデューサーから脚本家として声がかかった金月龍之介は、奇妙な選抜テストに残り、今作品初めての脚本である「妖怪アパート秘話」も無事に好評を得ることに成功しました。

次に与えられたミッションは、「怪物マチコミ」を原作とした脚本でした。

いまだアニメ化されたことがない「怪物マチコミ」は、そもそも鬼太郎の登場しない話であり、金月は7稿まで脚本を練るものの、全ボツになってしまいます。

『怪物マチコミ』の脚本に秘められた真実!?

そんななか、妖怪にとりつかれて降板したという第5期の脚本家の話を聞いた金月はその脚本家・松任谷に会いに出向きます。

そこで聞いた話では、彼が第5期で「怪物マチコミ」の脚本化を担当していたが降板し、さらにかつてマチコミ回を受け持った脚本家たちがマチコミに取りつかれ、なかには謎の死をとげている者もいるというのです。

それは本当に真実なのか?

真実だとしたら、誰がなんのために仕組んでいるのか?

金月の日記を中心として、メールやインターネット記事などを織り交ぜたモキュメンタリー小説です。

その結末に待つものとは?

『小説 ゲゲゲの鬼太郎』で笑って泣いて怖がろう!

『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』は、第6期アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のスタッフを中心とした著者たちによる、短編小説集です。

アニメでは描かれなかった、オリジナルのストーリーが展開されます。

楽しいコメディから、哀しいシリアスストーリー、怖ろしいホラーなど、バラエティに富んだ物語をぜひお楽しみください。
『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』(税込み定価660円)も発売中  ©水木しげる・フジテレビ・東映アニメーション
てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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