『ゲゲゲの鬼太郎』小説チョイ読み ねずみ男のリミット3日間の人探し!

『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』よりおススメ妖怪話あらすじ紹介【その2】

テレビマガジン編集部

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のスタッフ陣による短編小説集『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』から、今回は妖怪 猿鬼などが登場する「ねずみ男ハードボイルド」(永富大地・作)のあらすじをご紹介します。
『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』(税込み定価660円)発売中  ©水木しげる・フジテレビ・東映アニメーション

親分妖怪から呼び出されたねずみ男に危機が!

ねずみ男のスマホにかかってきた電話は、池袋を縄張りとしている妖怪・猿鬼からの呼び出しでした。

人間相手の商売で大成功している猿鬼は、人間界で困っているチンピラ妖怪を集めては子分にしているのです。

池袋の猿鬼の店に出向いたねずみ男に猿鬼が命じたのは、かつて猿鬼の腹心の部下を殺して金を奪った犬神が池袋に戻っているので、捕まえて連れてこいということでした。

しかも3日後の午後3時33分までに。

そして、頼みの綱の鬼太郎に相談することも禁じられてしまうのです。

池袋を舞台にねずみ男の必死の人探し!

犬神はねずみ男を兄貴分と慕い、二人でつるんで人間から金を巻き上げていたことがあったのです。

しかし犬神がキレて、目の前にいる気に入らないやつをめちゃくちゃにしてしまうことがたび重なり、ねずみ男が距離を置いていった結果、犬神は猿鬼の手下となって、そのあげくに事件を起こして逃げたのです。

池袋を舞台に、ねずみ男の探索が始まります。

謎の美女妖怪、ねずみ男の大逆転のための作戦、裏取引など、さまざまな思惑と欲望がからみあって、ストーリーは怒とうの展開をくりひろげます。

はたして、ねずみ男の運命は?

『小説 ゲゲゲの鬼太郎』で笑って泣いて怖がろう!

『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』は、第6期アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のスタッフを中心とした著者たちによる、短編小説集です。

アニメでは描かれなかった、オリジナルのストーリーが展開されます。

楽しいコメディから、哀しいシリアスストーリー、怖ろしいホラーなど、バラエティに富んだ物語をぜひお楽しみください。
『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』(税込み定価660円)も発売中  ©水木しげる・フジテレビ・東映アニメーション
てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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