『ゲゲゲの鬼太郎』小説チョイ読み 犬山まなと謎の転校生を襲う妖怪・貝稚児!?

『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』よりおススメ妖怪話あらすじ紹介【その2】

テレビマガジン編集部

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のスタッフ陣による短編小説集『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』から、今回は妖怪 貝稚児が登場する「貝稚児」(井上亜樹子・作)のあらすじをご紹介します。
『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』(税込み定価660円)発売中  ©水木しげる・フジテレビ・東映アニメーション

転校生に奇妙な相談を受けた犬山まなは…

ゲゲゲの森に入れる数少ない人間の一人、犬山まなの中学のクラスに転入生・北原 律がやってきます。

人見知りで内気と思われた律でしたが、席はまなの隣になり、数日たつうちにはクラスにとけこんでいるように見えました。

しかし、休み時間中に弟のことを悪く言われたという理由でクラスメイトをなぐった律は、自分のことを友だちだと言ってくれたまなにだけ、複雑な家庭の事情を話し始めます。

弟がアリをつぶしたり、チョウの羽をむしる遊びが好きで、いくら言われてもやめないこと。

成長するにつれて、対象が家の飼いネコなどにまで広がり、そのパーツを宝物として大切に持っていたこと。

ついに人を傷つけたため、母親によって地下の牢屋に閉じ込められて、もう何年も経つこと。

そして律は、弟にちゃんとしたカウンセリングを受けさせれば、家族で普通の暮らしができると思っていること。

まなとねこ娘を襲う怪事件の行方は?

そうした理由で、日ごろはおとなしい律も、冗談でも弟のことを言われると我を忘れてしまったというのです。

律は同情してくれたまなに、いっしょに家にきて母親に会って、弟について説得してくれるように頼みます。

律の申し出を快諾したまなでしたが、一人でいくことに不安を感じて、いっしょにいってくれることになったねこ娘とともに、律の家を訪れることになります。

律の家で待つ、想像もしていなかったおそろしい出来事とは?

さらにまなに襲いかかる、恐怖の正体とは?

鬼太郎やねこ娘を巻き込んで明かされる真実とは?

激しいバトルもくりひろげられる怪奇譚をお楽しみください。

『小説 ゲゲゲの鬼太郎』で笑って泣いて怖がろう!

『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~』『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』は、第6期アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のスタッフを中心とした著者たちによる、短編小説集です。

アニメでは描かれなかった、オリジナルのストーリーが展開されます。

楽しいコメディから、哀しいシリアスストーリー、怖ろしいホラーなど、バラエティに富んだ物語をぜひお楽しみください。
『小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~』(税込み定価660円)も発売中  ©水木しげる・フジテレビ・東映アニメーション

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。