子どもも大人も夢中!「トミカ」から読み解くニッポンの車の未来図

好評発売中の絵本『あそべる ずかん トミカ』の楽しさと新しさを紹介!

テレビマガジン編集部

トミカは、どこへ向かうのか?

ここまで自動車産業の未来について見てきましたが、ここからやっと、トミカの話に。

トミカのラインナップを見てみましょう。最も一般的な、いわゆる「単体トミカ」の現行車種は120台。このなかに「ゼロエミッション車」がすでにあるのです。

つぎの画像、絵本『あそべる ずかん トミカ』の誌面をご覧ください。
▲お子さんに人気の「さがそう!」のページです。
ページの左上にある「さがそう!」のお題目の3台は、いずれも「脱炭素」のクルマですね。

画像が小さくて恐縮ですが、左から、
☆先進のEV(電気自動車)でありながら、デザインがレトロ可愛い「ホンダ e」
☆EVでありながら、サイズも大きく本格的なSUVの「日産アリア」
☆巨大な車体でありながら、水素燃料で走るバスの「トヨタ SORA」

自動車産業が「ゼロエミッション」に向かえば、必然的にトミカも「ゼロエミッション」に向かうことに。今も昔も変わらぬ姿勢で、トミカは自動車メーカーと伴走しているのです。

お子さんが、この見開きページを見たときに、
「でんきじどうしゃって、なに?」
「すいそではしるバスって、なに?」
と、たずねてくるかもしれません。

その時は、
「ガスを出さない。空気を汚さないではしるクルマだよ」
と教えていただきたく思います。

その答えは、お子さんにとって、今はまだ「?」なのかもしれません。しかしながら、「環境」について考える「はじめの一歩」となるはずです。

この絵本の魅力は?

と、ここまで、堅苦しいことを述べてきましたが、絵本には、トミカ本来の楽しさも「ぎゅっ」と詰まっています。

お子さんが大好きな「はたらくクルマ」が盛りだくさん。

そのアクションを大きな画像で解説しています。
▲図鑑のページでは、トミカの可動部分を大きく動かして解説。
遊びのページでは、ほかにも「かずあそび」や「めいろ」などもあります。

『あそべる ずかん トミカ』は、図鑑と遊びの「ハイブリッド」絵本なのです。
『あそべる ずかん トミカ』
定価 980円(税込)
18 件

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。