5月4日 ウルトラマンタロウとセブンが大亀怪獣親子を救う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月4日(1973年)

テレビマガジン編集部

大亀夫婦が再び日本に襲来!

ウルトラセブンがミニトータスを背負う  ©円谷プロ
「連れてくるんじゃなかった……」と光太郎は悲しむ。しかし、後日、生きながらえていたクイントータスが再び日本に襲来。オロン島での攻撃で頭部に傷を負ったことで正気を失い、街を破壊しはじめた。光太郎はウルトラマンタロウに変身し、やむなくストリウム光線でクイントータスを倒す。

しかし、島が沈められた際にクイントータスが救出していた卵が孵化し、ミニトータスが生まれた。生まれたばかりのミニトータスは母親に寄り添うが、クイントータスはもう生きていない。

すると、キングトータスが飛来。クイントータスの死を嘆くと、タロウに攻撃を仕掛けてきた。さらに、キングトータスはツノから発射する光線をミニトータスに浴びせると、ミニトータスは急成長。親子でタロウに襲いかかる。タロウは不憫な親子を倒すことができず、ただ攻撃を耐えていた。

タロウは親子を倒さないために、クイントータスの亡骸を担いで飛び立つ。親子もそれを追おうとするが、生まれたばかりのミニトータスはまだ空を飛ぶことができない。キングトータスも成長したミニトータスを背中に乗せて飛ぶことはできなかった。

すると、このピンチにウルトラセブンが登場。セブンはミニトータスを背負い、タロウを追った。タロウは宇宙でクイントータスの亡骸をセブンに預けると、セブンは大亀親子が安心して暮らせるようにウルトラの星に連れて行くのだった。

大亀怪獣 キングトータス、クイントータス

自分たちの卵を食べてしまった身勝手な人間に復讐するために日本に飛来した  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
大亀怪獣 キングトータス(左)
身長/60メートル
体重/4万トン

大亀怪獣 クイントータス(右)
身長/56メートル
体重/3万7000トン

オロン島で誕生した番(つが)いの大亀怪獣。キングトータスは口から吐く火炎球と怪力が武器で、クイントータスは卵管から赤い卵のようなリモコン爆弾を出す。クイントータスは地球警備隊のオロン島攻撃の際に頭部をけがして正気を失ってしまい、再び日本に現れ暴走した。

クイントータスが守ったただひとつの卵は日本で孵化し、ミニトータスが誕生。ウルトラセブンの協力で、大亀怪獣親子はウルトラの星に連れて行かれた。

初登場エピソード:『ウルトラマンタロウ』第4話「大海亀怪獣東京を襲う!」(1973年4月27日放送)
脚本:上原正三/特殊技術:鈴木 清/監督:吉野安雄

紹介エピソード:『ウルトラマンタロウ』第5話「親星子星一番星」(1973年5月4日放送)
脚本:上原正三/特殊技術:鈴木 清/監督:吉野安雄

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5月4日はクイントータスを倒したタロウにミニトータスとキングトータスが襲いかかった日

5月4日は、地球警備隊の攻撃で正気を失ったクイントータスが再び日本に襲来したエピソードの日。クイントータスが守り抜いた卵からミニトータスが生まれ、キングトータスとともにタロウに挑みます。しかし、最終的にウルトラセブンによって彼らが住めるウルトラの星に移住することができたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。