あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月9日」(1967年)。
宇宙の彼方から謎の円盤群が飛来。それは、40年ものあいだ、地球を狙っていたゼットン星人たちだった。ゼットン星人の1体は岩本博士に化けて科学特捜隊基地に侵入。そして、我らのウルトラマンはゼットン星人の操る怪獣・ゼットンに敗北してしまう。
ゼットン星人が地球に襲来
そして、大気圏に突入し円盤群は地球に到着。敵が現れたのは、日本だった。パリにある科学特捜隊の総本部は、日本支部に敵の迎撃を命令。ハヤタたちは出撃した。すると、岩本博士は昨日完成したばかりの新兵器を渡し忘れていることに気づき、ムラマツキャップたちの後を追うことに。しかし、それを取りに向かう途中で何者かの襲撃を受けてしまった。
そのころ、ムラマツキャップたちは円盤群と遭遇し、ジェットビートルでドッグファイトを展開。円盤を次々と撃墜していく。すると、旗艦と思われる大型の円盤が離脱しようとしているのを発見。ハヤタとムラマツキャップはそれを追跡するも、見失ってしまう。
一方、イデ隊員とアラシ隊員は円盤を全機撃墜し、通信係として基地に残ったフジ隊員に連絡しようとする。しかし、フジからの応答がない。彼女は岩本博士に化けた何者かの襲撃を受け、基地内部も破壊されてしまっていたのだ。