あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月3日」(1997年)。
第34話「南の涯てまで」でサワイ総監たちを襲った謎の生体兵器と関連があると思われる異星人が、ダイブハンガーに運ばれる。しかし、その異星人は冷凍保存の眠りから目覚め、ヤナセ・レナ隊員を乗っ取ってしまう。
謎の幻聴に悩まされるレナ
しかし、その後、レナは謎の幻覚と幻聴に悩まされるようになってしまう。ついに倒れてしまったレナは、イルマ隊長に48時間の休暇を命じられた。
GUTSは、18年前に「眠りの乙女」が保管されていたアジアの軍事施設を襲撃した未確認飛行物体が潜んでいると思われる中国の崑崙(コンロン)山脈を改めて調べてみると、生命反応に似た波動を検知。現場に向かって飛び立つ。しかし、それと同時に「眠りの乙女」の体が突如異常な発熱を起こし、冷凍装置が開かれる。
異常警報を察知して駆け付けたダイゴは警戒するが、そこに立っていたのはレナだった。「眠りの乙女」の正体であるデシモ星系人は、レナの体を乗っ取っていたのだ。