3月21日 ウルトラマンレオがバラバラに!? 大ピンチをウルトラマンキングが救う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月21日(1975年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月21日」(1975年)。
ブニョと戦うウルトラマンレオ  ©円谷プロ
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1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人。得意の格闘技で宇宙の平和をまもる。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半のハードなストーリー展開は現在でも、ファンの間で語り草になっている。

新たな円盤生物・星人ブニョが現れ、美山家の母・咲子を人質にとった。レオはその身を差し出し咲子を救出するも氷漬けにされ、バラバラに解体されてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ブニョがレオをおびき寄せる

1975年3月21日は『ウルトラマンレオ』第50話「恐怖の円盤生物シリーズ! レオの命よ!キングの奇跡!」が放送された日です。送り込んだ円盤生物が次々とウルトラマンレオに倒され、焦るブラック指令。次なる刺客として、星人ブニョが地球に到着するが、人間に姿を変えたブニョはただ不気味なだけで、ブラック指令はいまいち頼りなく感じる。すると、ブニョは「力はないが、知恵はある」と言ってブラック指令のもとを去っていった。

早速ゲンを見つけたブニョは、病人を装い奇襲を仕掛けるが、失敗して返り討ちにあう。しかし、その際に梅田トオル少年の姿を見たブニョは、すぐに次の作戦を思いつくのだった。夕食後の美山家。長女のいずみは、ふと、ブラックスターのターゲットはレオであり、レオがいるから地球は狙われるのではないかと漏らす。ゲンはわずかに動揺するが、トオルたちがそれを否定したことで笑顔を取り戻すのだった。

すると、電話がかかってくる。咲子の務める病院に泥棒が入ったらしく、看護師長である咲子がすぐに病院にいかなくてはならなくなってしまったのだ。咲子は病院に向かうが、それはブニョによる罠だった。咲子は診察台に体を縛りつけられると、美山家のテレビが勝手につきその様子を映し出す。ゲンはトオルたちを置いて病院に向かい、ブニョと対峙。咲子と引き換えにその身を差し出した。
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