あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月1日」(2015年)。
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『ウルトラQ』第10話「地底超特急西へ」で初登場したМ1号は、人間が作り出した人工生命体。元は知能を持つゼリー状の物体だったが、カメラのフラッシュを浴びて成長し、大型の猿のような外見になった。好奇心から超特急列車・いなずま号を暴走させてしまったМ1号は、宇宙に放り出されて地球の衛星軌道上を漂うことになってしまう。
『ウルトラマンX』第19話は、そんなM1号が初めてウルトラマンと共演をはたした。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?
ゴモラ実体化のテストを行うXio
Xioは怪獣を暴走させるダークサンダーエナジーの発生に備え、バリアを展開。3分間の時間制限を設けテストを開始した。テストは成功し、ゴモラが実体化。ゴモラは大地の言うことを聞き、コミュニケーションをとることに成功する。しかし、制限時間が終了する瞬間、強力なダークサンダーエナジーが降り注ぎ、バリアを貫通してゴモラを襲う。ゴモラはEXゴモラとなり、暴走してしまった。
М1号のもとへ転送されるエックス
EXゴモラの暴走を止められないXioは、仕方なくEXゴモラの撃破を決定した。それを見ていたМ1号は、人間は他者と共存できず、滅びゆくものだと言った。しかし、Xioの隊員である山瀬アスナが、EXゴモラの前に立ち塞がり、暴走をやめるよう叫ぶ。大地もEXゴモラに語りかけるが、暴走は止まらず、アスナは危うく踏み潰されそうになってしまう。ボロボロになっても説得を止めないアスナ。しかし、EXゴモラのツノが光り、EX超振動波を放とうとする。
すると、М1号が指を鳴らし、突如ウルトラマンエックスが帰還。Xバリアウォールで攻撃を防ぐ。エックスはエクシードXになり、エクシードエクスラッシュでEXゴモラをゴモラに戻すことに成功。さらにエクシードXからエックスに戻り、ザナディウム光線でふたたびスパークドールズにしようとする。
だが、突然ゴモラの体が発光。ゴモラは光線を受けずに、自らスパークドールズの姿に戻ったのだった。
【ウルトラ怪獣事典】
【ウルトラ怪獣事典】
EXゴモラ
身長/44メートル
体重/2万2000トン
映像作品での初出は『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第13話「惑星脱出」。怪獣使い・レイオニクス、レイのパートナーであるゴモラが強化変身した形態で、必殺技は超振動波が強化されたEX超振動波。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』で登場した個体はゴモラの強化形態であるが、『ウルトラマンX』に登場した個体は自我を失い、暴走した姿という違いがある。
登場エピソード:『ウルトラマンX』第19話「共に生きる」(2015年12月1日放送)
脚本:三浦有為子/監督:アベ ユーイチ
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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