祝25周年「超クウガ展」大盛況! その後を描いた『小説 仮面ライダークウガ』も必見

平成仮面ライダー第1作『仮面ライダークウガ』、そしてその後の物語を描く『小説 仮面ライダークウガ』とは

テレビマガジン編集部

『小説 仮面ライダークウガ』

「小説 仮面ライダークウガ」(2013年6月28日)
著:荒川稔久/原作石ノ森章太郎/定価:1100円(税込み)/講談社
2000年1月30日~2001年1月21日放送の「仮面ライダークウガ」の小説版。グロンギ族という名の異形の者たちと、危険を顧みず戦った五代雄介が忽然と姿を消してから13年の月日が経った──。巷では、グロンギの噂が出ては消え、何事もなかったかのように時が流れていた。しかし、未だグロンギを追い続ける一条薫は、ネット上で白い戦士の書き込みを知り、五代のことを思い出していた……。
テレビシリーズ全49話で完結した『仮面ライダークウガ』ですが、実は最終回のその後を描く作品が存在します。それが講談社キャラクター文庫から発売されている『小説 仮面ライダークウガ』です。『小説 仮面ライダー』シリーズは、作品によって本編の続編や外伝を描く作品もあれば、完全なオリジナルストーリーの作品もあるのですが、本作はテレビシリーズの物語から13年後を描いたものとなっており、続編と言ってもいい作品となっています。

雄介がン・ダグバ・ゼバを倒し一条たちの前から姿を消して13年後、未確認生命体のものと思われる事件が再び発生。一条はコンビを組む警察官とともに事件を追うことになります。その警察官が、なんとテレビシリーズにも登場した少女・夏目実加。復活したダグバに父親を殺され、心に傷を負いながらも雄介たちとの交流を経て立ち直った実加が、成長して警察官になった姿が描かれます。

本作には3体の新たなグロンギが登場。テレビシリーズに登場したゴ集団以上に手の込んだルールのゲゲル(ゲーム)を企て、一条と実加は人間社会に紛れてゲゲルを進めるグロンギに迫ります。さらに、雄介の変身するクウガとは別のクウガも登場。『クウガ』における「2号ライダー」ともいえる、新たな戦士の活躍が描かれます。

著者は、テレビシリーズのメインライターを務めた荒川稔久氏。作中には、警察官が未確認生命体を射殺することに対する法律上の扱いなど、本編の世界観の理解を深める描写も複数あるので、クウガファンにはぜひチェックしていただきたい一作となっています。

「超クウガ展」開催中

はじめて明かされるメイキングを中心に、展示やスタッフ・キャストによる解説で「革新的な作品であった仮面ライダークウガがどのように作られたのか」、その真実に迫る展示会。脚本や設定、イメージスケッチ、原画のほか、当時撮影に使用した小道具など、貴重な制作資料が一堂に集結します!

展覧会ナビゲーターを務めるのは、仮面ライダークウガ/五代雄介を演じたオダギリ ジョーさん! 各コーナーの解説を中心に、オダギリさんが25年経過した「今」だからこその「クウガ」への思いを語ります。

大盛況となった東京会場(2025年6月14日~7月6日)に続き、福岡、名古屋、大阪での開催も予定されています。
※写真は東京開催時のものです。
【チケット】
前売券:大人(18歳以上)2300円、U-18(17歳以下)1800円、グッズ付き入場券(数量限定)13300円
当日券:大人(18歳以上)2500円、U-18(17歳以下)2000円、グッズ付き入場券(数量限定)13500円

福岡会場
【期間】2025年7月12日(土)~8月3日(日)平日12:00~18:00 土日祝:10:00~18:00 
※最終入場は30分前まで 7月12・13日は時間指定入場
【場所】西鉄ホール
【住所】福岡県福岡市中央区天神2‐11‐3 ソラリアステージ6F

名古屋会場
【期間】2025年10月11日(土)~11月3日(月・祝) 10:00~20:00 ※最終入場閉場60分前
【場所】PARCO HALL (名古屋PARCO 南館9F)
【住所】愛知県名古屋市中区栄3-29-1 名古屋PARCO 南館9F

※3歳未満無料
※いずれも税込み価格
※「大丸松坂屋お買い物ご優待カード」を含む各種優待・割引対象外
※グッズ付き入場券のグッズは、「S.H.Figuarts (真骨彫製法)超古代戦士クウガ」です。
※グッズ付き入場券は前売券で完売の場合、当日券販売はありません。

※大阪会場情報は公式サイトでご確認ください。
© 東映
© 石森プロ・東映
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