我が家は小学4年生の長女・1号、4歳の次女・2号、末っ子長男・3号の子育て中です。
しっかり者の長女はこの春小学3年生に! 弟のお世話もお手のもので、日々助けられています。
【小1の壁】=共働き世帯が抱える社会問題の一つとも言えますよね。
2年前、私たち親子もまさにその壁にぶつかり、たいそう悩みました~。今回はそんな【小1の壁】についてのお話を。
コロナ禍での長女の「小1の壁」
勉強面に関しても、小学1年生のうちは難しくもなくゆっくりペースなので、学校生活にとりわけ不安はなさそう、と胸をなでおろしたのも束の間、入学早々4月の頭には我が家にも【小1の壁】が……!
問題は放課後の過ごし方にありました。
「学童≠放課後遊び場」がまねいた娘の不調
実は、娘が小学校に入学するに際し、私はこの“遊び場”が学童なのだと大変な勘違いをしてました💦
娘には入学前の春休みから1日の大半をそこで過ごしてもらいましたが、当時はコロナ真っ只中。親が在宅ワークで、ある程度の時間になったら帰る子や、習い事や民間学童を併用している児童も多く、お迎えに行くと「遊び場」にはわずか数名のみ。思った以上に子どもの姿が見えず……! そして、なんとなしに機嫌が悪い娘!!
「今日は誰がいたの~?」
「何して遊んだの~?」
など質問してみるものの
「ん~、まぁまぁ楽しかった」
……全然目が笑ってないやん。汗 そして今までにみたことのないほどの疲れ具合……。
「映画が楽しかったからまた見たい」
「楽しかったけど……なんか疲れた」
充実感でいっぱいの「疲れた~!」ではなく「疲れた……」というテンションで娘の口から徐々疲れたワードがこぼれるように……。
それもそのはず、私が学童と勘違いしていたその“遊び場”にくる子どもたちは、日々顔ぶれも変わり、毎日閉室時間までいる子は決して多くはなかったのです。
朝から夕方まで毎日同じメンバーで保育士さんと過ごすことが当たり前だった保育園育ちの娘にとって、気兼ねなく過ごせる場というには程遠かったのでしょう。
学童を検討するも乗り気でない長女「保育園のうちに見学すべきだった!」
「ママ、もっと早く迎えに来れないの?」
娘からのそんな要望もあり、在宅できる日は早迎えを試みる日も。
いくつか学童に見学に行ってみようか?と提案してみるものの、「わからないから(行かなくて)いい」という娘。まだ6歳の少女にはどんな学童があるのかも、想像できるはずないんですよね。娘が年長のときに学童選びをきちんとすべきだったかな~! と、後悔しました。「放課後遊び場」も通えば慣れて楽しくなっていくのでは?という夫の見解もあり、様子を見ようとした矢先。
ついに、娘の口から「疲れた」「習い事行きたくない」とある日のお迎えの帰り道、娘のテンションはダダ下がり……!
あ、これ、もうダメなやつだ。
これが、私には決定打になりました。
「自主学童」に通い始め一気に明るくなった長女
「みて! これ、学童で作ったんだ。もう1個あるからあげるよ!」
それはカラーゴムで作ったブレスレットでした。
「一緒に作ろうよ! 楽しいからおいでよ!」
そうお友達が娘を誘ってくれたのです。
本当に子どもとはわかりやすく素直な生きもので、その学童に通い始めた途端、曇りがちだった表情はあっという間に明るみを帯びるように! 時にはお迎えに行ってもなかなか帰り支度をしてくれず、30分近く居座ることも。笑
また、保育園のように同じメンバーと家族のように過ごせるような学童は、娘には合っていたんでしょう。
それまで内気で友だちに合わせて何事もついていくタイプの娘でしたが、学童に通い始めてからたった数日で、性格も変わってしまったの!? というくらい、自己主張ができるようになったことには驚きでした。
一体なんだったんだろう、あのモヤモヤとした不毛な時期は! まさにそれこそが【小1の壁】だったんですね。