第二子以降を考えたときに気になるのが「きょうだいの年齢差」。
コクリコラボでは、年齢差によるきょうだいの実態を調査し、よかった理由や大変な理由をまとめました。
「子育て(0~3歳)」に関するアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2022年5月19日〜2022年5月26日
インターネット上で実施。有効回答数は102件
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
もっとも多い年齢差は1~3歳差
アンケートに答えてくれたママのなかでいちばん多かったのは「1~3歳差」で約6割という結果でした。
年齢差ごとのよかった理由・大変な理由を聞いてみた
それではさっそく年齢差ごとに、よかった理由と大変な理由をご紹介しましょう。
ママの負担が大きい! 1~3歳差
◆よかった理由
・1.5歳差なのですが、よくも悪くも対等で同じ遊びができること。
・2歳差。一緒に遊べる。上と下の生活リズムの乖離があまりなかったので生活しやすかった。
・個人的に、年子は楽です。上の子と下の子が二人で楽しそうに遊んでくれるので、家事ができます。
◆大変な理由
・二人目が生まれたとき、上の子の赤ちゃん返りとイヤイヤ期がかさなって大変だった。
・産まれる前の話ですが、つわりの時、上の子にご飯をあげるのが辛すぎました。
・上の子にひらがなや地理パズルをやっていると下の子2歳がクレヨンで殴り書きで上の子の邪魔をしてくるので勉強が進まない。
1~3歳差の場合「同じおもちゃを欲しがるが、そのおもちゃで対等に遊んでくれる」などよかった理由と大変な理由が表裏になることも多々あるよう。
0~3歳の未就園児時代はママの負担が大きいものの、小学校入学以降は楽になるという意見もありました。
ママに余裕ができるが、力加減が難しい4~7歳差
◆よかった理由
・差がある分、下の子を理解して相手や手伝いをしてくれるので、安心してまかせられる。まかせすぎるとストレスためそうなので適度に!
・上の子が下の子を可愛がってくれる。
・上の子が幼稚園に通い出すタイミングで下の子が生まれたので、日中は下の子のお世話に集中できたことがよかったです。
・親の心の余裕。(これは多少危ないけどやらせても大丈夫、今はできなくてもいつかはできるようになる、などの判断)
◆大変な理由
・喧嘩をしだすと上の子の力が強すぎて泣いてしまう。もう少し力加減ができるといいなと思う。
・平日は幼稚園があるので新生児でも関係なくほぼ毎日外へ連れ出さなければならなかった。ほぼ全て上の子に合わせた生活リズム。お昼寝とお迎えの時間が被る。
4~7歳差の場合、対等に遊ぶというよりは上の子が下の子と遊んでくれたり、自分のことを自分でできたりするのでママの負担は減ります。
また上の子が0~3歳という一番大変な時期を脱しているので、ママの心に余裕が出てくるようです。
一方で生活リズムが合わなかったり出掛ける場所が合わなかったりして苦労する点も出てくるのが4~7歳差です。
なんと 悩みゼロ!? 8~10歳差
◆よかった理由
・年齢差10歳。全くけんかになりません。それはとても助かってます。
・下の子育ては上の子も参加。
・2歳差の長女と次女は、常にお互いがライバル的存在で刺激し合いながら成長しています。次女が生まれた頃は赤ちゃん返りをしていた長女のケアが大変でした。三女は次女と6歳差で、お姉ちゃん二人の愛情たっぷりに成長しています。三姉妹が一緒に遊んでいる姿を見ると、微笑ましくなります。
少数派だったものの8~10歳差のきょうだいを持つママからの回答です。
印象的だったのは大変だった理由がほぼなかったこと。
上の子が自立してくるのでママの負担が減り、心に余裕が生まれるのかもしれません。
心の余裕や体力と相談して
もちろんひとりっこと決めている、ふたり目以降不妊、ママの健康状態などさまざまな事情のある家庭があるでしょう。
授かるタイミングも何歳差がよい! といって叶うとは限りません。
ただきょうだいの年齢差に応じた特性があることはお分かりいただけたのではないでしょうか。
きょうだいを考えているママパパにとって参考になれば幸いです。
コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
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