令和の女子小学生に人気急上昇中! ガールズグループ「Lucky²」を支える力とは

「Lucky²」山口莉愛さん&比嘉優和さんインタビュー

ライター:小川 聖子

比嘉優和さん
比嘉優和さん
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──特撮ドラマから始まって、朝の顔とも言える『おはガール』(朝の子ども向け情報番組『おはスタ』(テレビ東京系)の日替わりアシスタント)を務め、精力的にライブ活動を行うなど大活躍の「Lucky² 」ですが、小さなころはどんなお子さんだったのでしょうか。

山口さん 私はみんなとお話ししたり、外の遊具で遊んだりするのが大好きな、元気で明るい子どもだったと思います。アニメも大好きで、学校終わりには必ずiPadで『ドラえもん』か『クレヨンしんちゃん』のアニメを見るのが日課でした。

小学生のころにはもうダンスを始めていたので、学校生活とダンス、その2つを頑張っていました。

比嘉さん 私は3歳からクラシックバレエを習っていて、小学校の6年間もずっと続けていたので、放課後はバレエのレッスンを頑張っていました。

バレエは自分がやりたくてやらせてもらっていたことだったので、やる気いっぱいでしたし、挑戦することが好きな性格なので、とにかく一生懸命取り組んでいました。

学校の休み時間は、友達とグラウンドで「ケイドロ」をしたり、かくれんぼをしたりとアクティブに過ごすことが多かったです。

──おふたりとも、体を動かすのが好きだったんですね。デビューは2021年と早いですが、活動を続ける中では大変なこともあったと思います。どんなことをモチベーションにしてきましたか。

山口さん 私は3歳のころからテレビや雑誌などのメディアに出る仕事に憧れていたので、デビューは夢が叶った瞬間でした。

デビューまでも家族や周りの方たちにたくさん支えてもらってきましたし、デビューしてからもたくさんのファンの方たちに励まされてきたので、そんなみなさんに恩返しをしたい、期待に応えたいという気持ちが大きなモチベーションです。

ちょっと苦しいな、というときも、自分以外のメンバーも同じように頑張っていると思うと、「自分も頑張ろう」という気持ちになれます。

比嘉さん 私も莉愛ちゃんと同じ気持ちで……。私たちは、自分たちのパフォーマンスを見て、誰かが少しでも元気になってくれたり、希望を持ってくれたらいいなという気持ちで活動をしているので、ファンの方の反応は私の力の源になっています。

ときにはモチベーションが下がってしまう瞬間はありますが、そんなときは「来週ファンの方に会えるから練習頑張ろう」とか、「おいしいものを食べに行くから頑張ろう」とか、小さい目標を立てています。

一番嬉しいのは、イベントのときですね。登場前から掛け声をしてくださる方や、衣装を真似してきてくれるファンの方たちを見ると、「ライブに来る前にも私たちのことを考えてくれているんだな」って嬉しくなります。それが力になっています!

──『Ane♡ひめ.net』は、小学生女児の親御さんも多く読んでいるサイトです。おふたりがお子さんの時に周りの大人との関わり合いや声がけでよかったと思うことがあれば、教えてください。

山口さん 私は小さいころからダンススクールに通っていたのですが、スクールにはシビアな「レベル分け」がありました。一生懸命練習していても、お友だちのほうが先に上のクラスに上がったときは、私はやっぱりすごく悔しくて。

昔の私は人と自分を比べて落ち込んでしまうこともあったのですが、そんなときに家族や周りの人が、私の頑張りを認めてくれて、「自信を持ってね!」とか「次にまた挑戦すればいいんだよ!」と励ましてくれたときはすごく嬉しかったですね。

それから、私がダンスを続けたいのか辞めたいのか、自分でもわからなくなってしまったときに、母がたくさん話を聞いてくれたこともありがたかったです。

具体的な言葉は思い出せませんが、とにかく自分の気持ちを吐き出して、たくさん話す機会を作ってくれたことで、「やっぱり私は頑張る!」という決心がつきました。

比嘉さん 私も常に父と母が私に自信がつくようにたくさん言葉をかけてくれたことが嬉しかったし、力になりました。

ときにはプレッシャーに感じてしまうこともあるのですが、「これだけ期待されているなら、私にはきっとできる!」「こうなったらもう、やるしかない!」と強い心を持つことができたのは、家族の応援のおかげです。

今の活動もずっと応援してくれて、CDが出るたびに買ってくれたり、常にいちばんそばで応援して、いつでも味方でいてくれることが心強いです。

私もいつか子どもを持つことになったら、そんな親になりたいなと思っています(笑)。

「他者への思いやり」とメンバー同士の信頼関係が「Lucky² 」をオンリーワンに

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