女優・橋本環奈が語る小学生時代「憧れは戸田恵梨香さん」「好きな給食はクリームシチューと唐揚げ」紅白で活躍も「子どもたちからのファンレター」がパワーの源

25歳メモリアル写真集『カレイドスコープ』刊行記念! 特別インタビュー

ライター:小川 聖子

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「コミック原作の作品に多く出ていることもあって、子どもたちからお手紙をいただくことも多いんです」とは、女優としての活躍のみならず、近年では『NHK紅白歌合戦』での見事な司会っぷりも話題になった橋本環奈さん。

子どもたちからも大人気の環奈さんに、「お姫さまのように育てられた」という子ども時代から、憧れだったという存在までたっぷりお話を聞きました。
2/3発売の「橋本環奈写真集 カレイドスコープ」は、橋本環奈さんの25歳のバースデーを記念したメモリアル写真集。スペイン、バルセロナで撮影した一冊は、「橋本環奈と過ごす夏のバカンス」を擬似体験できる内容になっています。

泥だらけになって遊ぶ口達者な女の子だったようです

──小学生のころはどんなお子さんだったのでしょうか。

橋本さん:どんな小学生だったんだろう……確たる記憶は薄れていますが、親に聞くととにかく活発で、外で遊んで泥だらけになって帰ってくるような女の子だったみたいです。もちろん、『Ane♡ひめ』を読んでいる女の子たちみたいに「お姫さまに憧れて……」みたいな時期もありましたが、基本はアクティブ! とにかく自由にのびのびと過ごしていたようです。

小学校の低学年のころって、子どもはみんなちょっとわがままだったり、自分本位だったりすることがあると思いますが、私はまさにそんな子だったんじゃないかな。やりたいことをのびのびとやって、口も達者で(笑)……という恐いものなしの小学生だったと思います。

──エネルギーに溢れていたんですね。当時好きだった遊びや、夢中になっていたことはありますか。

橋本さん:外でも遊んでいましたが、私はテレビが大好きな「テレビっ子」でしたね。当時はそこまで小学生にインターネットが普及していなかったこともあり、ドラマからバラエティ番組まで、いろいろなテレビ番組を一生懸命見ていました。テレビに出ている人って、みんな楽しそうでキラキラして見えるじゃないですか。それで自分もそうなりたいと思ったことが、芸能のお仕事に興味を持ったきっかけでした。小学校3年生くらいのころだったと思います。

──憧れの存在などはいましたか。

橋本さん:小学校高学年のころから戸田恵梨香さんが大好きでした。『ライアーゲーム』や『スペック』のドラマを見て、全然違うキャラクターを演じるお芝居がすごいと思って。卒業文集には「戸田恵梨香さんみたいな女優になりたい」って書いたことを覚えています。
セルフプロデュースで臨んだ撮影では、ロケ場所や衣装にも本人のこだわりが満載! 朝焼けのビーチや、歴史を感じさせる旧市街など、スペインの美しい風景の中でのびのびと過ごす環奈さんの姿は必見です!
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お姫さまのように育てられ、すっかりわがままになりました(笑)

──当時は何か、習い事などもされていましたか。

橋本さん:バレエ、ピアノ、書道、水泳……水泳はすぐに辞めてしまったのですが、たくさん習いごとをしていました。

一番長く続けたのがクラシックバレエ。体を動かすのが好きだったこともあって、小学校に入った頃からやっていたのですが、バレエはのちのちお仕事をするようになってからも、「体に残っているな」と役に立つことがあったので、やっておいてよかったと思いました。

習いごとは全部自分がやりたいと言い出したことだったのですが、それを親がみんな叶えてくれたことは、今思えば本当にありがたいことだったなと思います。

──応援してくれていたんですね。

橋本さん:そうですね。私はとにかく親にもうお姫様のように育てられていたんですよ。そのおかげで多少わがままになってしまいました(笑)。

ただ、大人になっていく過程ではどうしても人に合わせたり、自分を曲げなければならないことも出てきます。そんなことはそのタイミングで学べばいいのですから、子どものころはもう、「かわいい、かわいい」でいいんじゃないでしょうか(笑)。

自分に自信が持てるし、自分は大切な存在だと思えますので、私はそうしてもらって良かったと思っています。

──環奈さんの強い精神力やハッピーなマインドはそうやって育まれたのかもしれませんね。

橋本さん:そうですね。失敗しても、成功しても、私は自由に、好きにやっている中で気づきを得たり、次にやりたいことが浮かぶタイプ。人にもよるかもしれませんが、私には合っていたと思います。
天真爛漫な笑顔から、大人びたアンニュイな表情まで……24歳の環奈さんの魅力を余すことなく捉えた一冊は、スペシャルポストカード一枚が特別付録に。(全6種類)

子どもたちのファンレターに浄化され、癒やされています

──10代の早い時期から活躍されてきた印象ですが、夢や目標を見つけたのはいつ頃でしたか。

橋本さん:小学校6年生くらいのときですね。是枝裕和監督の『奇跡』という作品で、初めて映画に出演させていただいたんです。それが本当に楽しくて。子どもながらに、「こんなに楽しくて、充実感や幸福感を感じられることは、そうあることじゃないんだろうな」と感じたことを覚えています。それから「もっとこんな世界にいたい」と、役者の仕事に興味を持つようになりました。

もちろんそれまでも人前に出るのは好きでしたし、目立ちたがりやな女の子ではあったのですが、それでも恥じらいみたいなものはあって。でもそれからはそんなものはどんどん捨てて、中学時代、高校時代と、いろいろなお仕事を頑張っていきました。

──夢や好きな世界に近づくため、恥ずかしさを捨てていったのですね。その潔さも、『Ane♡ひめ』の読者である子どもたちをはじめ、橋本さんが老若男女に支持される所以だという気がします。

橋本さん:ありがたいことだなと思っています。ドラマ『今日から俺は!!』に出たときもそうだったんですけど、私はコミック原作のものや、アニメの実写版の役をいただくことも多いので、小学生の子たちからたくさんファンレターをいただくんですよ。なんなら子どもたちからのお手紙が一番多いくらい! それが、ものすごく力になっています。

「あれがかわいかったです!」「これが素敵でした!」みたいなことを、シールとか似顔絵とかも添えて書いてきてくれるのですが、それが本当にあったかくてかわいくて。自分の好きな人に自分の言葉を届けたい、という純粋無垢な気持ちがお手紙からあふれてきていて……。一点の曇りもない、ピュアな気持ちを浴びると、こちらまで浄化されるんです。

「親に手伝ってもらって、漢字を書いているのかな」とか、「『今日ポストに入れよう!』と決めてお手紙を出してくれたんだろうな」なんて考えると、私まで本当に幸せな気持ちになります。

お手紙の中には、私がかつて戸田恵梨香さんに憧れたときのように「環奈ちゃんのような女優になりたい」「いつか共演したい」と書いてくれる子もいて。私がそんな子の原動力になっているなら嬉しいですし、いずれお会いできたら楽しいだろうなと思っています。

環奈ちゃんに聞いてみました!

⚫座右の銘は?

「失敗は成功のもと」

後悔を恐れて何もしないことが一番良くないし、失敗することで成功への道標が見つかるもの。どう捉えるかは自分次第、だから失敗は失敗じゃないと思います。例えば「ちょっと言い方きつかったかな」という小さな失敗も、自分が気になったら、素直に謝りにいけばいい。自分にウソをつかない、モヤモヤをそのままにしないというのも大事かなと思います。

⚫好きだった「給食」は?

クリームシチューと唐揚げ!

給食はみんな大好きで、よくおかわりをしていたので「大食い女」って言われていました(笑)。中でも好きだったのはクリームシチューと唐揚げ。給食メニューで人気だというあげパンは、私が育った九州ではなかったような……。年代にもよるかもしれませんね!
橋本環奈(はしもと・かんな)

1999年2月3日生まれ。福岡県出身。2016年、映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」で初主演。同作にて、第40回日本アカデミー賞「新人俳優賞」受賞。主な出演作に、映画「キングダム」シリーズ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」「今日から俺は!!劇場版」「カラダ探し」など。2024年ロンドン・コロシアムでの公演が決定し話題の舞台「千と千尋の神隠し」では、2022年東京・帝国劇場初演から主演の千尋役を務める。また、2024年秋からは連続テレビ小説として111作目となる「おむすび」の主人公を演じる。さらに、俳優業だけでなくバラエティ・情報番組でも活躍中。第74回「NHK紅白歌合戦」では2022年に続き司会を務めた。最新写真集『カレイドスコープ』が講談社より発売中!
「橋本環奈写真集 カレイドスコープ」  
発売日: 2024年2月3日
定価:2970円(本体2700円)
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おがわ せいこ

小川 聖子

Seiko Ogawa
ライター

東京都出身。アパレル系企業に勤務したのちライターに。雑誌やWeb系メディアにてファッション関連記事や人物インタビュー、読み物記事の構成や執筆を行う。長男はついに成人、次男は中学生に。1日の終わりに飲むハイボールが毎日の楽しみ。

東京都出身。アパレル系企業に勤務したのちライターに。雑誌やWeb系メディアにてファッション関連記事や人物インタビュー、読み物記事の構成や執筆を行う。長男はついに成人、次男は中学生に。1日の終わりに飲むハイボールが毎日の楽しみ。