「全国学校図書館協議会選定図書」にも選ばれた「人体のふしぎ図鑑」「ウイルス&細菌図鑑」に続く図鑑シリーズ第3弾です。
本書の特徴は、原作シリーズ豪華漫画家陣により、ウイルスや薬がキャラクター化されていること! 新型コロナウイルス感染症の流行後に発刊された本書は「子どもにワクチン・薬について教えるのに役立った」といまでも人気の一冊です。今回はその内容をご紹介いたします!
はじめに 本格的に学ぶ前に知っておきたいこと
・感染症と人間の歴史
・とっても大事な「予防」と「治療」
・おくすりの形と飲み方を知っておこう
感染症と人間が歩んできた歴史、そして感染症などの病気と立ち向かうには「予防」と「治療」が必要だということ。その上で、ワクチンと薬がどう関わってくるのか。また、薬の飲み方についてもわかりやすく説明がなされています。
本格的にワクチン・薬の効力などを学ぶ前にぜひ理解しておきたいこの3ポイント。
漢字にはすべてルビが振られているので、子どもでも問題なく読み進めることができますよ。
たのしく「ワクチン」を学べる! 新型コロナウイルスの解説も
「新型コロナウイルス感染症」とはどんな病気なのか、またそのワクチンについて。その他「おたふく風邪」「水疱瘡」など、全13種のワクチンについて解説しています。
原作シリーズの漫画家陣による描き下ろしキャラクターもドドンと登場! キャラクター化されたことで子どもが親しみやすく、興味を持ってくれると好評です!
「はたらく細胞」のキャラクターもたびたび登場しポイントを教えてくれます。解説イラストもフルカラーのためわかりやすく、直感的に理解しやすくなっていますよ。
全20種類「たたかうおくすり」「いたわるおくすり」
第2章からは「薬」について。こちらでも導入として、「抗菌薬」「駆虫薬」といった薬の種類の解説からはじまり、全8種類の薬を紹介しています。「新型コロナウイルス」を治療するために生まれた抗ウイルス薬「中和抗体カクテル」のページも。
先ほどの「戦うおくすり」ではなく「いたわるおくすり」を紹介。市販の解熱剤に使われる「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」や「ステロイド薬」「整腸薬」など全12種類にわたります。
コラム・Q&A 人に言いたくなるワンポイントも!
1章・2章の最後にはためになるコラムを掲載。
巻末にはQ&Aコーナーも。「副反応と副作用は何がちがうの?」「お医者さんのおくすりと市販のおくすりは何がちがうの?」など、気になる疑問に好中球たちが答えてくれますよ。
ワクチン・薬について知ることで、自分で考えて行動ができるように
ワクチン・薬の研究が日々続けられているように、細菌やウイルスたちもいつ変異し新しい感染症を生み出すか、誰にもわかりません。
さまざまな情報に惑わされず、落ち着いて自分で考えて行動できるようには「知る」ことが大事です。ぜひ本書をその学びのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
©清水茜/講談社・ANIPLEX・david production
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もちづき
Ane♡ひめ.net Web担当。かわいくてハッピーなものがすき。
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