「自分の絵を疑うことから上達が始まる」人気イラストレーター・れおえんが語る、絵を描く楽しさと“本当の厳しさ”

『#神絵師になりたい!』装画・れおえんインタビュー前編

青い鳥文庫編集部

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10月7日に講談社「青い鳥文庫」から刊行された話題の新刊『#神絵師になりたい!』。

小中学生向けの胸躍るストーリーでありながら、「絵が上手になりたい」子どもたちのための実践的ノウハウがつまった一冊です。

装画を手掛けたのは、いま若い世代から圧倒的な支持を集めるイラストレーター・れおえんさん。じつはご自身も、かつて「青い鳥文庫」に魅せられ、挿絵イラストをマネして描いていた少年時代があったとか。

前編となる今回は、子ども時代の思い出から、今回の装画にこめた想い、そしてプロの視点から感じた「絵が上手くなること」のリアルについて、お話をうかがいました。

「夢と現実」の重なりに 魅せられた少年時代

──れおえんさんは、ご自身も小学生のころに「青い鳥文庫」をよく読まれていたそうですね。

れおえん:
はい。小学生のころ、本屋さんの青い鳥文庫コーナーに行っては、気になる本を買って帰るのが楽しみでした。

いちばん夢中になって読んでいたのは、はやみねかおる先生の「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズです。

とくに印象に残っているのが、6作目の『機巧館(からくりやかた)のかぞえ唄』。

夢と現実が重なり合う、入れ子構造のようなストーリーがおもしろくて。いまもそういう世界観の話が大好きなのですが、その原体験はこの本だったのかもしれません。

小説として楽しむだけでなく、作中のイラストもカッコよく、かわいかったので、当時からマネして描いていました。僕にとって、思い出深い作品です。
れおえんさんの原点である「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズの『機巧館(からくりやかた)のかぞえ唄』。

それから石崎洋司先生の「黒魔女さんが通る!!」シリーズもよく読んでいて、こちらは、シンプルにお話を楽しんでいました。

「黒魔女さんが通る!!」のほうは、なんだか女の子を描くのが難しかった、そんな記憶が残っています。
れおえんさんの記憶に残る青い鳥文庫大人気シリーズ、「黒魔女さんが通る!!」。

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