天才双子の小説教室 出張版 L+R☆ちゃんねる 【第13回】
テーマ:「おなやみ」一問一答 「作家になりたい!」シリーズ(作・小林深雪:青い鳥文庫)より
2024.11.04
第13回 「おなやみ」一問一答
小説や文章にかんするあらゆる質問、疑問、なやみに、天才双子の礼央&理央(と「作家になりたい!」ファミリー)が答えます!
礼央
礼央です。
新しい年が始まったね!
理央
理央です。
2020年代がスタートです。
未央
令和2年! みなさん、今年も『作家になりたい!』をどうぞよろしくお願いしマウス〜!
礼央
いつもたくさんのおなやみと感想をありがとう!
いただいたおなやみ全部にお返事できなくて、ほんとにごめんなさい。
理央
そこで、今回はお正月スペシャル!
小ネタ集で〜す。
礼央
スペシャルゲストに真しろ先生をお招きして、
みんなからの質問に一問一答で答えていきま〜す!
真しろ
ふふ。柊真しろで〜す。
今年もよろしくね!なんでも答えちゃうわよ!
【おなやみ☆その1】
わたしはパソコンを持っていないんですけど、手書きの原稿で新人賞に応募してもいいの?
(群馬県 小4 こパンダさん)
礼央
青い鳥文庫小説賞は手書きでも応募OKだよ!
応募する賞によって違うから応募要項をしっかり読んでから、応募してね。
小4ですごいね!がんばって!
【おなやみ☆その2】
って、本を書くときどんなことを考えながら書いているの?
(兵庫県 小6 たまちゃんさん)
真しろ
いつも、どんな物語をどんなふうに書いたら、みんなに楽しんでもらえるかな?って考えながら、書いているわよ。
「誰かを楽しませたい!」っていう思いが原動力なの。
【おなやみ☆その3】
どうしてたくさん本を読まなくちゃいけないの?
(埼玉県 小5 杏仁プリンさん)
真しろ
バレリーナになりたい人なら、自分が踊るだけでなく、上手なバレリーナの踊りを観て、参考にしたり、真似したりするわよね?
ピアニストになりたいなら、弾くだけじゃなく、おなじくプロの演奏を聴いて勉強するでしょ?
小説も同じよ! たくさん読むのが小説上達への近道よ!
【おなやみ☆その4】
(千葉県 小6 くいなさん)
真しろ
わたしもいくつか賞の選考委員をしているけど、受賞した人に話を聞くと、みんな、それまでに、なんどもいろんな小説賞に応募しては落選してきているのよね。
だから、一度や二度の失敗でめげたりしないで、勇気を出して挑戦し続けることが、受賞への道よ!
【おなやみ☆その5】
どういう大学に行けばいいの? 学部は文学部?
(北海道 中3 わかなさん)
真しろ
結論から言えば、どこの大学でもいいのよ。
作家になるのに、学歴は関係ないの。
学歴より人生経験がモノをいうわよ。
作家仲間には、理系の人もいるし、『作家になりたい!』の作者は美術大学の卒業生だしね。
大学では、興味のあること、好きなことを学んで、それを作家としての強みにするのもいいんじゃない?
【おなやみ☆その6】
どうやったらなれますか?
(東京都 小6 もぐもぐさん)
礼央
青い鳥文庫の編集者になるためには、まず講談社に入社しないとね!講談社の入社試験を受けてください!
四年制の大学を卒業もしくは卒業見込みがあれば、入社試験にエントリーができるよ。
待ってま〜す!
【おなやみ☆その7】
「なれるわけないだろ」と笑われました。くやしい。
この気持ち、どうしたらいい?
(東京都 中2 momoさん)
真しろ
あらあら、笑うなんてひどいわね。
誰も未来のことなんてわからないのに。
そんなの気にしないで、好きなことを続ければいいだけよ。
で、嫌なことは燃料にしちゃうの。
そのくやしさをバネにして、いい小説を書いて、いつか先生を見返してやりましょ。
【おなやみ☆その8】
推しのアイドルが俳句をつくっていました。
わたしも挑戦したいです。俳句のつくり方を教えてください!
(山梨県 中2 くるみさん)
理央
俳句は世界でいちばん短い詩です。
①5・7・5の17音でつくる。
②季語(季節の言葉)を入れる。
この二つのルールを守ったら俳句です。むずかしく考えないで、
いろんな気持ちや感じたことを表現してみて!
小説の勉強にもなるわよ!
礼央
「菜の花や 月は東に 日は西に」(与謝蕪村)
なんて、いいよね。くわしくは春発売予定の
『作家になりたい!⑦俳句で好きを伝えよう』を読んでね!
読めば、誰でも楽しく俳句が書けるようになるよ!
真しろ
ふふふ。俳句、いいわよね!
恋する気持ちだって俳句で表現できちゃうし!
未央
なんと、わたしの恋の行方にも俳句が、かかわってくるの!
そして『作家になりたい!』のこども新聞各紙の連載も続いています。
みんな、わたしの大活躍を読んでね!
礼央
活躍はしてないと思うけど。
『犬も歩けばつかれてる』っていってたの誰だっけ?
未央
それは、わざといったんだよ!
理央
どうだかね……。
こんなおねえちゃんですが、作家になれるまで見守ってやってくださいね。
では、また来月、このコーナーでお会いしましょう!