【不登校のきっかけは先生でした】「また行ってもいい?」息子が前向きになった途端に起こった事件《第9話》

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村田さんと話してから、ヒナタは少しずつ前を向き始めました。「また行ってもいい?」と自分から言ってくれたときは、本当にうれしかったのです。

さらに、自宅でテストを受けたいと言ったヒナタを見て、「もう大丈夫かもしれない」と思いました。少しずつでも、自分の力で前へ進もうとしている。その姿が誇らしかったのです。

でも、封筒を開けた瞬間、その思いは打ち砕かれました。 答案用紙いっぱいに書かれた赤い文字。

「授業に来ていれば」「自分の言葉で書けていない」──それは採点というより、ヒナタを責める言葉のように見えました。

【第10話】はこちら(近日公開)

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