村田さんと話してから、ヒナタは少しずつ前を向き始めました。「また行ってもいい?」と自分から言ってくれたときは、本当にうれしかったのです。
さらに、自宅でテストを受けたいと言ったヒナタを見て、「もう大丈夫かもしれない」と思いました。少しずつでも、自分の力で前へ進もうとしている。その姿が誇らしかったのです。
でも、封筒を開けた瞬間、その思いは打ち砕かれました。 答案用紙いっぱいに書かれた赤い文字。
「授業に来ていれば」「自分の言葉で書けていない」──それは採点というより、ヒナタを責める言葉のように見えました。
【第10話】はこちら(近日公開)
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作画・べるこ































