感動のラストラン! ディズニーリゾートラインの旧型リゾートライナー(Type X)最終運行レポート
2024年9月1日の終電後に行われたスペシャルな貸切乗車イベントとは
2024.10.13
1両を1組で貸し切ることができた特別な乗車券
この終電後の最終運行に1車両6組(1両1組)のゲストが貸し切り乗車できる乗車券が、事前に販売されました。その価格は、なんと1組5万円。貸切乗車のほか、「貸切乗車券記念品」として、ゲスト自身が乗車した車内から選んだつり革がもらえるというものです。
応募者多数の中、抽選で選ばれた6組のゲストが、いよいよこの記念すべき時を迎えました。
まずはキャストによるイベント内容の説明が行われ、1両に1組のゲストが乗車。
車内では、座席にぬいぐるみを置いて写真を撮るなど、最後の思い出づくりをするゲストも。
ラストランに参加したゲストは、乗車した車両の中から、自分で選んだつり革にリボンを結びました。こちらは「貸切乗車券記念品」として、後日郵送されました。
1両1組のゲストと一緒に、ツアーガイドキャストも同乗し、道中の解説を行いました。
最終運行はコースを2周。走行を終えて、いよいよホームへ
そして、いよいよリゾートライナー(Type X)が、リゾートゲートウェイ・ステーションから最後の旅へ出発しました。
ホームでは、キャストたちが手を振って、出発を見送ります。
ラストランは、東京ディズニーランド・ステーション、ベイサイド・ステーション、そして東京ディズニーシー・ステーションを経て、リゾートゲートウェイ・ステーションに戻る、いつものコースを巡ります。各駅に停車はしましたが、ドアは開きません。
東京ディズニーリゾートの夜景の中を進むリゾートライナー(Type X)。
そのまま2周し、リゾートゲートウェイ・ステーションのホームに入ってきました。
ホームで、リゾートライナー(Type X)をお出迎えしたのは、歴代のコスチュームに身を包んだキャストたち。手を振り、大きな拍手でリゾートライナー(Type X)を迎えました。
現在のコスチュームデザインは3代目ですが、この日は初代と2代目のコスチューム姿のキャストも。
ディズニーリゾートラインの歴史をここでも感じられました。
最後はキャストが揃ってゲストをお見送りします。
別れを惜しみつつ、リゾートゲートウェイ・ステーションの門が閉められました。
2001年からこれまで、東京ディズニーリゾートを訪れる人たちを運んでくれたリゾートライナー(Type X)。2020年7月には新型リゾートライナー(Type C)がデビューし、リゾートライナー(Type X)最後のグリーンの車両もこれで運行を終了しました。
長い間、楽しい夢を乗せて走ってくれたリゾートライナー(Type X)、ありがとう!