ファンタジースプリングスにだれでも入れるようになった！　とはいえアトラクションにはパスが必要？

ファンタジースプリングスへの入場に制限はありませんが、エリア内のアトラクションを体験するには、専用のパスが必要です。これらのアトラクションを利用するのに必要なのは、「スタンバイパス」と「ディズニー・プレミアアクセス」のどちらかです。

スタンバイパスは無料で、ディズニー・プレミアアクセスは有料です。
どちらのパスも、東京ディズニーシー入園後に、東京ディズニーリゾート・アプリから取得できます。１人１回につき１アトラクションが取得でき、一定時間後に次のアトラクションを取ることもできます。

ただし、開園時から１日分のパスを発行していて、数には限りがあるので、パークに入ったら早めの取得がおすすめです。

ファンタジースプリングスへの入退場が自由になったことで、エリア内のスポットも、だれでも好きなタイミングで訪れられるようになりました。だれでも楽しめる、ファンタジースプリングスのおすすめスポットをご紹介します。

ファンタジースプリングスのエントランスには、泉が湧く大きな岩がそびえています。ラプンツェル、アナとエルサ、ピーターパンをかたどった岩を見ながら散策できます。よく見ると、パスカルやオラフ、ティンカーベルの姿を見つけられます。

エリアの中に入ると、シンデレラや白雪姫、アリエル、アリスなど、さまざまなディズニーファンタジーの世界が岩と泉で表現されています。運がよければ、泉の周りでディズニーキャラクターたちに遭遇できるかもしれません。

また、夜には泉がライトアップされ、昼と夜で見え方も変わります。自由な時間に入場できるようになった今だからこそ、何度か訪れて時間の変化を楽しめます。

「ピーターパンのネバーランド」には、フック船長の海賊船が停泊しています。船には自由に乗り込めて、海賊になりきった気分に。耳をすますと、フック船長たちの声も聞こえてきます。

さらに、周辺にはロストキッズが遊んだ跡や、ドクロ岩もあり、ネバーランドを自由に探検できます。

「フローズンキングダム」には、『アナと雪の女王』でアナたちが暮らすアレンデール王国のお城と城下町が広がっています。お城の周りのエリアは、自由に散策でき、アレンデールの街にあるお店のウィンドウを見学したり、スヴェンとクリストフのソリと一緒に写真を撮ったり、「生まれてはじめて」のシーンを追体験したり。

さらに、ノースマウンテンを見上げると、エルサの氷の宮殿も輝いています。

「ラプンツェルの森」では、ラプンツェルが暮らした高い塔がそびえています。塔の上からは、ラプンツェルの歌声が聞こえてきます。歌声がするほうを見上げれば、ラプンツェルの姿も見つけられるかもしれません。

ファンタジースプリングス内のレストランの利用には、「ディズニー・モバイルオーダー」が必要です。
ディズニー・モバイルオーダーは、無料で、東京ディズニーリゾート・アプリから利用できるサービス。アプリ上でレストランの注文を行い、指定時間に来店できる、事前予約のようなサービスです。
利用時間は先着順のため、早めに注文するのがおすすめです。時間指定後にメニューの変更が可能なので、先にレストランと利用時間を決めておきましょう。

「アレンデール・ロイヤルバンケット」では、アレンデールのお城の中に入って玉座に座ることもできます。「スナグリーダックリング」では、ラプンツェルと仲良しの荒くれ者たちの酒場に入れます。アトラクションに乗らなくても、映画の世界に入り込み、ファンタジースプリングスならではの体験ができます。

また、フローズンキングダムの「オーケンのオーケーフード」とピーターパンのネバーランドのポップコーンワゴンは、だれでも利用でき、パーク内での食べ歩きが楽しめます。

ファンタジースプリングスへ自由に出入りできるようになり、スケジュールを組みやすくなりました。
東京ディズニーシーでの一日をたっぷり楽しむには、最新のガイドブックがおすすめです。

初めて東京ディズニーシーに遊びに行く人、久しぶりに訪れる人におすすめの、東京ディズニーシーの魅力を網羅した完全ガイドの最新版「東京ディズニーシー　パーフェクトガイドブック　2025」が発売中です。

巻頭では、ファンタジースプリングスの全アトラクション・レストランから、グッズやホテルまで、写真満載で20ページの特集。

ダッフィー＆フレンズ情報や、人気アトラクション、そして東京ディズニーリゾート・アプリの使い方も、たっぷりガイドしています。

（文・林田周也）