※この記事は、講談社絵本通信(2017年6月)掲載の記事を再構成したものです。
みなさま、こんにちは。
夏らしい日も増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
このたび、ついに必要な絵をすべて提出し終わったので、色校正をするため京都から東京へ行ってきました!
事前に表紙や中身のデザインを見せていただいてはいましたが、実物を見るのをすごく楽しみにしていました。講談社の入り口前にて(エ)さんと合流、いよいよ色校とご対面です!
うわ~! 本になってる~~!!(大感動!)
夏らしい日も増えてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
このたび、ついに必要な絵をすべて提出し終わったので、色校正をするため京都から東京へ行ってきました!
事前に表紙や中身のデザインを見せていただいてはいましたが、実物を見るのをすごく楽しみにしていました。講談社の入り口前にて(エ)さんと合流、いよいよ色校とご対面です!
うわ~! 本になってる~~!!(大感動!)
当日夢中になりすぎて写真を撮り忘れたので、この度は自宅で撮り直した写真を使っています。せっかくの臨場感が写真で台無し……?
表紙も帯も、文字が入るとすごくかっこよくて、原画がより引き立てられたような印象です。しかも帯(背も後ろもあります)やリード文(表紙の折込部分に書かれた文章)にもすごくいいことばかり書いていただいて感無量……!
デザイナーさん、(エ)さん、本当にありがとうございます!
表紙も帯も、文字が入るとすごくかっこよくて、原画がより引き立てられたような印象です。しかも帯(背も後ろもあります)やリード文(表紙の折込部分に書かれた文章)にもすごくいいことばかり書いていただいて感無量……!
デザイナーさん、(エ)さん、本当にありがとうございます!
歴代の受賞作も帯に並んでいます。うれしいなあ…!
見返しもさわやかです!
ひと通りゲラを見たところで、さっそく色校を開始です。
色校は原画と印刷物を見比べて、修正箇所を検討する作業です。全体的に明るすぎないか、赤み強すぎないか、チェックします。
すると、さっきまで興奮していて気づかなかった原画のアラが見えてくる、見えてくる! 小さなゴミや、パステルの粉汚れ、塗りムラなど、バッチリ印刷に出ていました。そして次は、大量に赤字をいれていきます!
(印刷所のみなさま本当にご迷惑をおかけいたします…。)
自分の作業の速さや丁寧さがいろんな人に影響することを考えて、もっと隅々まで気を配って描かないといけないなぁ、と赤字を入れるたびに反省しました。
ひと通りゲラを見たところで、さっそく色校を開始です。
色校は原画と印刷物を見比べて、修正箇所を検討する作業です。全体的に明るすぎないか、赤み強すぎないか、チェックします。
すると、さっきまで興奮していて気づかなかった原画のアラが見えてくる、見えてくる! 小さなゴミや、パステルの粉汚れ、塗りムラなど、バッチリ印刷に出ていました。そして次は、大量に赤字をいれていきます!
(印刷所のみなさま本当にご迷惑をおかけいたします…。)
自分の作業の速さや丁寧さがいろんな人に影響することを考えて、もっと隅々まで気を配って描かないといけないなぁ、と赤字を入れるたびに反省しました。
画面いっぱいに赤字が……。
このとき一緒に、原画の矛盾(描き忘れ、色違いなど)やネームの修正も教えてもらいます。
反省点もたくさんあったのですが、(エ)さんとわいわいお喋りしながらやる色校はとても楽しかったです! なにより出来上がった表紙を見た瞬間に、いよいよ出版するんだなぁと改めて感じました。
このあと2回目の色校をしたら晴れて校了です。受賞からの長い道のりが無事終わりそうで、安心したような、寂しいような……。
みなさまに書店で手にとっていただけるよう、あとすこしですが頑張ります。
このとき一緒に、原画の矛盾(描き忘れ、色違いなど)やネームの修正も教えてもらいます。
反省点もたくさんあったのですが、(エ)さんとわいわいお喋りしながらやる色校はとても楽しかったです! なにより出来上がった表紙を見た瞬間に、いよいよ出版するんだなぁと改めて感じました。
このあと2回目の色校をしたら晴れて校了です。受賞からの長い道のりが無事終わりそうで、安心したような、寂しいような……。
みなさまに書店で手にとっていただけるよう、あとすこしですが頑張ります。
こちらができあがった絵本です。
『おじいちゃんの ふしぎなピアノ』
作:はまぎしかなえ 講談社
作:はまぎしかなえ 講談社
はまぎし かなえ
1992年、福井県生まれ。絵本作家。 子どものころから絵やお話をかくのが好きで、 美術の仕事に就くことを志す。 京都市立芸術大学...