2021.07.28

はまぎしかなえの絵本『おじいちゃんの ふしぎなピアノ』制作日記

第38回 講談社絵本新人賞受賞からデビューまで 最終回「小さい頃の体験を絵本に込めて」

著者:はまぎしかなえ

※この記事は、講談社絵本通信(2017年7月)掲載の記事を再構成したものです。

みなさまこんにちは。
半年間連載してきた制作日記も、ついに最終回です。

書店に並ぶより一足先に、完成した絵本もいただきました。初めて自分の絵本を手にとって、おおお……! と、感動! こまかな部分も直していただけて、印刷所の方には本当に感謝です。

発売に際して、この絵本を描いた時に考えていたことを思い出しました。

皆さんにも通ずることかもしれませんが、私もよく、こどもの頃って楽しいことがいっぱいあったなあ、と思うことがあります。

ちいさなことでも感動できる、すごい空想の力があったなあ、と。その当時の感覚をなんとか思い出したい、と考えて浮かんだものの一つがピアノでした。

昔の気持ちを思い出しながら描いていて、改めて小さい頃の体験って大切だなぁ、としみじみ感じます。及ばずながらこの絵本も、誰かの小さい頃の体験の一端になれれば嬉しいです。


長い間制作日記にお付き合いくださりありがとうございました。本屋さんで見かけたら、ぜひ読んでみてくださいね。

こちらができあがった絵本です。

『おじいちゃんの ふしぎなピアノ』
作:はまぎしかなえ 講談社

著者紹介

はまぎしかなえ

1992年、福井県生まれ。絵本作家。
子どものころから絵やお話をかくのが好きで、
美術の仕事に就くことを志す。
京都市立芸術大学大学院美術研究家ビジュアル・デザイン専攻修了。
現在はCGデザイナーとして活躍しながら、絵本制作にとりくむ。
2015年『へいのむこうのおともだち』で第37回講談社絵本新人賞佳作受賞。
2016年『ピアノ』で第38回講談社絵本新人賞を受賞し、
『おじいちゃんの ふしぎなピアノ』として刊行、デビュー。