【科学的理由があった!】人間が人間を食べてはいけないのはなぜ? 「倫理的・社会的な問題」以外の説明とは 

科学系YouTubeチャンネル「サイエンスドリーム」が解説

人肉を食べると恐ろしい病気になる!?

パプアニューギニアのフォレ族は、死者の肉を男性が食べ、脳と臓器をおもに女性が食べるという奇妙な葬儀を行っていました。

この部族で1950年代に「クールー病」と呼ばれる病気が、特に女性の間で広がり、1957年にアメリカの小児科医が、死者の脳に病気を引き起こす物質があったことを突き止めました。

ウイルスや細菌、寄生虫などは、同種の間ではすぐに感染するので、同族を食べる行為は必ず感染につながります。ですから、もしも人食い人種が存在していたとしても、病気によって絶滅しているはずなのです。

科学や人体の不思議が好きな小学生のお子さんにおすすめ

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小学4年生以上の学習漢字にふりがな付き
書籍『恐竜は今も生きている? 動物・人類・絶滅生物──すごい進化の話』では、この他にも、人類・人体の不思議や、不気味な特徴・生態の生き物、恐竜や絶滅生物……などなど“子どもが食いつくこと間違いなし”のトピックが盛りだくさん紹介されており、プレゼントにも最適な一冊。

科学や人体のことに興味はあるけれど読書は苦手……というお子さんは、まずはYouTubeチャンネルの動画鑑賞からスタートするのもおすすめですよ。

人間を食べてはいけないとても科学的な理由!

書籍イラストはすべて人気イラストレーターが描き下ろし。動物図鑑のベストセラー多数のぬまがさワタリさん、わかりやすい人体イラストや『ざんねんないきもの事典』で定評の德永明子さん、オリジナルの恐竜キャラがSNSで話題のクマコロさんを起用。
書籍ではこんなテーマが読める!

✓睡眠を取らないと私たちの体と脳で恐ろしいことが起こる……
✓シャチが海の最強のハンターである本当の理由とは?
✓シマウマがしま模様なのはなぜ?
✓恐竜は生きている!? 絶滅していない科学的な証拠がある!
✓大量絶滅後の動物は研究者も混乱する奇妙な見た目ばかり!
『恐竜は今も生きている? 動物・人類・絶滅生物──すごい進化の話』(ワニブックス刊)
著者:サイエンスドリーム
執筆協力:今井明子(サイエンスライター)
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