【科学的理由があった!】人間が人間を食べてはいけないのはなぜ? 「倫理的・社会的な問題」以外の説明とは
科学系YouTubeチャンネル「サイエンスドリーム」が解説
2024.12.26
人肉を食べると恐ろしい病気になる!?
この部族で1950年代に「クールー病」と呼ばれる病気が、特に女性の間で広がり、1957年にアメリカの小児科医が、死者の脳に病気を引き起こす物質があったことを突き止めました。
ウイルスや細菌、寄生虫などは、同種の間ではすぐに感染するので、同族を食べる行為は必ず感染につながります。ですから、もしも人食い人種が存在していたとしても、病気によって絶滅しているはずなのです。
科学や人体の不思議が好きな小学生のお子さんにおすすめ
科学や人体のことに興味はあるけれど読書は苦手……というお子さんは、まずはYouTubeチャンネルの動画鑑賞からスタートするのもおすすめですよ。
人間を食べてはいけないとても科学的な理由!
書籍イラストはすべて人気イラストレーターが描き下ろし。動物図鑑のベストセラー多数のぬまがさワタリさん、わかりやすい人体イラストや『ざんねんないきもの事典』で定評の德永明子さん、オリジナルの恐竜キャラがSNSで話題のクマコロさんを起用。
書籍ではこんなテーマが読める!
✓睡眠を取らないと私たちの体と脳で恐ろしいことが起こる……
✓シャチが海の最強のハンターである本当の理由とは?
✓シマウマがしま模様なのはなぜ?
✓恐竜は生きている!? 絶滅していない科学的な証拠がある!
✓大量絶滅後の動物は研究者も混乱する奇妙な見た目ばかり!
執筆協力:今井明子(サイエンスライター)