人間に寄生するジャマト出現! ギーツが創った新たな世界で何かが起きる!【仮面ライダーギーツ】
3分でわかる『仮面ライダーギーツ』見どころ&DGP要チェックポイント!【第39話】
2023.06.11
第38話はこちら!
見どころ その1:ギーツが創った新たな世界が始まる!
しかし、仮面ライダーギーツ=浮世英寿が、世界を創り変える力でこれに抵抗し、新たな世界が創造されたのです。
世界中がデザグラの記憶を失い、運営と未来からきたオーディエンスたちはこの世界から引き上げる、というのがスエルの筋書きでした。
しかし、英寿の力で、運営とオーディエンスは消えたものの、ナビゲーターのツムリだけは残り、英寿自身のデザイアグランプリを続行させるために、これまでデザイアグランプリにエントリーされていた者たちの記憶を戻したのでした。
そのうえで英寿は、ライダーの運命を決めるのは運営側ではなく、それぞれ自分自身の意思で決めるべきだとし、以前のデザグラ運営のように、デザイアドライバーとIDコアをエントリー適合者に渡すことはしない方針であるようです。
しかし、新たな世界が創られたからといって、すべてのジャマトが消えるわけではありませんでした。生き残ったジャマトの残党が街に現れて人々に悪さを始めたのです。
早速、ギーツは人々を守るためジャマト退治に向かい、一瞬でジャマトを駆逐します。
現場に道長や景和も駆けつけますが、デザイアドライバーを持っていないふたりは、仮面ライダーになることはできません。
英寿からエントリーを希望するかと聞かれますが、ふたりとも即答することはありませんでした。
一方、行き場所をなくした祢音と、景和の姉・沙羅もまた、英寿が守ってくれる世界なら安心だと、今の生活に前向きです。
このまま平穏な時が過ぎればいいと、祢音と沙羅の姿を見て願ってしまいました!
見どころ その2:人々の体に侵入するポーンジャマト!
また、行動を開始した際にもジャマーエリアが展開されているわけではなく、どうやらジャマトの単独行動で騒動を起こしているようなのです。
しかし、単独行動といえど、ジャマトを裏で手引きしている存在がいるに違いありません。
元デザグラのスタッフとして英寿のもとへやってきた晴家ウィン=仮面ライダーパンクジャックも、デザグラ創設者のスエルがこのまま引きさがるとは思えないと、運営の動向を探ることを約束しました。
英寿とツムリはかつてのジャマーガーデンを捜索し、何かしらの痕跡を探しに出かけますが、地面に付着するジャマトの新しい体液を発見、さらに何者かが立ち去る気配を感じたのでした。
そのころ、都内各地で小型のポーンジャマトが出現し、人間にとりついて体内に侵入後、人間からポーンジャマトへ変貌する事件が多発します。
政府による情報統制が無効となっていることを不審に思った鞍馬祢音の父・光聖は、デザグラによる取引を行っていた政府高官に連絡をとりますが、デザグラがなくなった今となっては光聖も一介の社長にすぎず、東京地検の捜査対象にされてしまいました。
そのニュースを街頭ビジョンで目にした祢音が驚いたのもつかの間、目の前にいたカップルの女性が突如ポーンジャマトに変貌し、いっしょにいた男性を襲い始めました。
意を決した祢音は、襲いかかるポーンジャマトに抵抗しつつ、通行人を逃がします。しかし、今の祢音は仮面ライダーに変身することができません。
そこへ現れたのが浮世英寿でした。
英寿はギーツⅨに変身し、ポーンを倒すと、ポーンは元の女性の姿に戻り、体内から小型のジャマトが抜け出てきました。
ギーツはこれを銃で撃ち、ジャマトは消滅していきます。
デザグラにエントリーされた者だけではなく、無差別にジャマトにされてしまうところが、なんとも不気味でしたね!
見どころ その3:暗躍するケケラ、ベロバと大智。そして新たなゲームマスター登場!
景和は客を誘導し、ポーンジャマトから逃がそうと必死です。
そこに素知らぬ顔で現れたのが、タイクーンのサポーターであるケケラです。
ケケラたち未来の存在は未来へ帰還し、この世界からいなくなったはずでした。なぜ、ケケラが景和の目の前にいるのでしょうか。
ケケラは得意げにデザイアカードを景和に見せます。
そこには「理想の笑いを得るまで、この世界に存在できる権利」と書かれており、「済」の印字がされています。
ケケラは推しである景和=タイクーンを本物の仮面ライダーにさせると、何かしらを企てているようでした。
一方、吾妻道長=バッファのもとにはバッファのサポーターであるベロバが現れます。
ベロバもまた、「理想の不幸を見るまで、この世界に存在できる権利」を創世の女神に求め、これを叶えてもらっていたのです。
さらに謎のプラント研究室の水槽の中に、小さいジャマトが育っているのが映し出されました。
このジャマトを研究していた男は、なんと五十鈴大智ではありませんか!
その顔には特殊なペイントがほどこされており、異様な雰囲気を醸し出しています。
大智は自らを「新世界を支配するジャマ神」と名乗り、小さいジャマトたちがこれに呼応するように歓声をあげています。
どうやら、ジャマトの裏で手を引いていたのは五十鈴大智だったようです。「パラサイトゲームを始める」と宣言する大智の狙いは何なのでしょうか?
さらにラスト、新たなゲームマスターであるジットに対し、サマスが「グランドエンド完了のためギーツを亡き者にせよ」との命令を下していました。
ギーツが創った新たな世界にも、不穏な空気が流れ始めていたのです。
英寿や景和、祢音、道長はどんな判断をするのでしょうか? 次回が楽しみですね!
『仮面ライダーギーツ』クイズ
創世の女神の力を使うために必要な「理想を願う脱落者の心」を、ツムリたち運営は何と呼んでいた?
①ギラギラ ②メラメラ ③ムラムラ