スパナが仮面ライダーヴァルバラド黒鋼に変身! そしてスパナの目の前でラケシスが…!
3分でわかる『仮面ライダーガッチャード』見どころ&要チェックポイント!【第49話】
2024.08.18
見どころ その1:人々から敵視されてしまう宝太郎たち!
残る脅威は、グリオンと冥黒王ギギストです。
風雅の実験室では、黒鋼スパナが新たなドライバーの開発に勤しんでいました。
その脳裏にギギストの言葉が浮かびます。それはギギストと自分には同じ黒い炎が宿っており、その力をスパナ自身が使いこなせていないと指摘されたことです。
もしその黒い炎の力を使って新たなドライバーを完成することができれば、自分本来の力を発揮できるのではないかとスパナは考えていたのです。
アトロポスが消滅したことを直感で感じたラケシスは、枝見鏡花が心配していると取りつくろい、スパナの傍らに身を寄せますが、今のスパナにはラケシスに構っている余裕はないようでした。
そんなとき、街にアノマロカリスマルガムが出現したのです。
一ノ瀬宝太郎、九堂りんね、銀杏蓮華、鶴原錆丸、そしてミナトたちは現場に急行し、宝太郎はレインボーガッチャードに変身して戦い始めますが、助けられた人々はガッチャードを応援することなく、ただ冷たい視線を投げかけるだけです。
違和感を感じたガッチャードは一時劣勢となりますが、気を取り直して形勢逆転し、アノマロカリスマルガムを撃破しました。
しかし、人々は感謝することなく、反対に錬金術師も仮面ライダーも信用できないと敵視し、ケミーを作った錬金術師たちのせいで怪物が現れたのだと糾弾し始めたのです。
かつて宝太郎たちに救われたフリージャーナリストの間辺親子や宝太郎の親友・加治木 涼らは必死に宝太郎たちをかばおうとしますが、宝太郎たちを事件の元凶と先導する者に阻まれてしまい、人々を説得することはできませんでした……。
見どころ その2:黒い炎の力を求めてギギストがスパナを狙う!
ギギストは、「自分と行動をともにすれば最強の力を得ることができる」とスパナをたぶらかそうとしますが、そんな甘言に乗るスパナではありません。
仮面ライダーになる力を宝太郎との戦いで失ってしまったスパナでしたが、ヴァルバラッシャーにマッドウィールをセットし、ヴァルバラドに変身してギギストに立ち向かっていきます。
しかし、ギギストに圧倒されスパナは即座に変身解除します。やむを得ず、スパナはケミーライザーにマッドウィールを装填して、ラケシスとともに乗車してその場から逃げ去っていったのです。
一方、母のことが心配になった宝太郎はキッチンいちのせへ帰宅します。しかし店内は暗く、母がいる気配はありません。
すると、奥に座っているひとりの男の姿が目に入ります。グリオンではありませんか!
グリオンは宝太郎に向かって黄金郷を作るという自らの野望を語り、金に比べれば人間は愚かだと持論を突き付けます。
母の安否を危惧した宝太郎はグリオンに掴みかかりますが、そのとき、母・珠美が帰宅します。グリオンは何食わぬ顔で珠美に挨拶をして去っていきました。
母と再会を果たし安堵したのも束の間、りんねからの通信でスパナがギギストに狙われていることを知らされた宝太郎は、再び母を置いてスパナのもとへと向かったのです。
見どころ その3:スパナが仮面ライダーヴァルバラド黒鋼に変身!
自分の身体から流れる赤い血を見たラケシスは、自分が人間に近づいていることを悟り、そんなラケシスにスパナは「人間になったら何をしたいのか」と尋ねます。
これに対しラケシスは「まだ内緒」だと、その本心は明かすことなく、ただ今は姉たちにも人間になってほしいと叶わぬ望みを吐露しました。
そこに現れたのがクロトーです。「アトロポスが死んだ今となってはもう遅い」とラケシスを一喝、「もう一度家族3人で暮らしたかった」とクロトーは憤っています。
スパナを追ってやってきたギギストは、「クロトーの悲しみを理解するが人形たちの夢はまがい物に過ぎない」と非情な言葉を投げかけました。
憤慨したクロトーは、ドレッド弐式に変身してギギストと戦おうとしますが、一瞬にして異空間に飛ばされてしまいます。
スパナは再びヴァルバラドに変身し、ラケシスのヴァルバラッシャーを手にして二刀流で立ち向かいました。
しかし、ギギストの黒い炎に包まれたスパナは苦戦。
薄れゆく意識のなかで、自らに宿る黒い炎は邪悪な力であるかもしれない、だとしたら自分と差し違えてギギストを倒せば邪悪な力は封印できると考えていたことを思い出していました。
ただ、スパナのそうした考えは宝太郎の言葉によって変わっていきました。宝太郎が掲げる人とケミーが共生し自由に生きられる世界にするという理想を、今のスパナは信じられるようになっていたのです。
その思いを強くしたスパナはギギストの炎をはねのけました。そして駆けつけた鏡花と目を合わせたスパナは開発中だったドライバーを手に取ると、スパナから溢れる黒い炎が銀色の炎へと変化、その炎がドライバーに流れ込んでついに新たなドライバーが完成したのです。
そして、スパナは仮面ライダーヴァルバラド黒鋼に変身しました。その力はギギストを圧倒し、必殺キックを食らったギギストは爆散しました。
その刹那、ギギストが錬成した黒いニジゴンが爆炎のなかからギギストの賢者の石を持ち去ろうとしたので、あわててラケシスが捕まえたのですが……その背後からラケシスの身体をグリオンが放った光弾が貫いたのです!
グリオンは賢者の石を手にして勝ち誇りながら姿を消していきました。
瀕死のラケシスを抱き起こすスパナに、ラケシスは人間になったらしたいこと、それは「恋」だったとその本心を明かして息絶えていったのです……。
そして夜が明けました。
空に巨大な黄金キューブが出現し、宝太郎たちはグリオンとの最後の対決の場へ向かいます。
迎え撃つグリオンは黒いニジゴンをケミーカードに変え、3つの賢者の石の石片が融合して生まれたドライバーにセットし、仮面ライダーエルドへと変身を果たしました。
さらに、その傍らにいたのは顔以外のすべてが黄金化してしまったミナトでした!
愕然とする宝太郎たちは、果たしてグリオンの野望を打ち砕くことができるのでしょうか? いよいよ最終回、お見逃しなく!
『仮面ライダーガッチャード』クイズ
新たなドライバーを実験室で作ろうとしていたスパナは、ラケシスがきてから何時間無言で作業していた?
①1時間 ②2時間 ③3時間