102体目のケミーが存在するってホント? 錆丸が育った場所で行われていた研究とは?【仮面ライダーガッチャード】

3分でわかる『仮面ライダーガッチャード』見どころ&要チェックポイント!【第42話】

テレビマガジン編集部

ガッチャードたちが冥黒王ジェルマンを倒した第41話に引き続く『仮面ライダーガッチャード』第42話を、TELEMAGA.netが独自に注目した「見どころ」と、要チェックポイントに注目しつつ、本エピソードを振り返ってみましょう。コレを読んだら思わず本編をもう1回見たくなることまちがいなし!
▼第41話はこちら!

見どころ その1: 102体目のケミー? 出現情報の調査へ向かう宝太郎たち!

錬金アカデミーの教室ではミナトが新たな薬を錬成すべく研究を続けていた  ©2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
一ノ瀬宝太郎=仮面ライダーガッチャードは、九堂りんね=仮面ライダーマジェード、黒鋼スパナ=仮面ライダーヴァルバラドとともに、ニジゴンの仲間を応援する力の後押しを受けて、強敵・ジェルマンを倒すことができました。

しかし、倒したはずのジェルマンにアトロポスがキューブを埋め込んだところ、闇の錬金術師グリオンが復活してしまったのです。

冥黒王ガエリヤのもとに現れたギギストは、ジェルマンが倒されたのに賢者の石の力が戻ってこないことに疑問を抱いていました。

そこに現れたのが復活したグリオンです。グリオンは自分の魂とジェルマンの体とをケミストリーさせていたのです。

しかし、グリオンはあくまで永遠の黄金郷・エルドラドを作るという理想を抱いており、冥黒の力に染まることなく、「いずれ冥黒王たちを自分の人形にしてやるのだ」と言葉を残してその場から消えていきました。

そのころ、錬金アカデミーの教室では、ミナトが対グリオンのために新たな薬を作っており、一ノ瀬宝太郎たちがこれを手伝っていました。

九堂りんねも家から持ってきた父・風雅が所蔵する錬金術の本をミナトに差し出し、調合に役立てようとしています。

禁術かもしれませんが、復活したグリオンに対抗するためには仕方ありません。

すると、銀杏蓮華と鶴原錆丸が何やらもめ出しました。

どうやら錆丸が自分の持ち物を整理しているところを見かねた蓮華が手伝ったのを怒っているようです。

その持ち物の中に黒いクレヨンで塗りつぶされた画用紙を見つけた蓮華が取り上げると、あわててこれを取り返す錆丸。

2人が、調合を手伝っていた宝太郎にぶつかり、試験管の中の液体がりんねにかかってしまいました。この液体によってりんねは動けなくなってしまったのです!

一同が慌てていると、黒鋼スパナが枝見鏡花から情報が入ったことを皆に伝えにやってきました。

複数のケミーの目撃情報があったというのです。101体すべてのケミーを回収したはずですから、情報が正しければ新たな102体目のケミーがいることになります。

目撃地点を見た錆丸は何か思いついたことがあるようで、自ら調査へいくと大乗り気です。宝太郎とスパナと3人で、動けなくなってしまったりんねを置いて調査に向かいました。

見どころ その2:錆丸が育った研究室に逃げ込んだケミーらしき存在

錆丸の兄・鍵一の研究室にいた少女・亜琉美(アルミ)は錆丸がもつアイザックに似たタブレットを持っていた  ©2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
ケミーを探し歩く宝太郎たちは、一番多く目撃されている地点にやってきました。

すると草むらへ逃げ込む謎の黒いモヤが。宝太郎とスパナは追跡を始めますが、なぜか錆丸は二人を制止したのです。

錆丸が止めるのを聞かずに走り出した二人は、突然見えない壁にぶつかってしまいました。

そこへ姿を現したのは錆丸の兄・鍵一だったのです。

鍵一は事情を察し、呪文で結界を解きました。そこは金剛ラボラトリーの建物で、しかも錆丸が育った場所だというのです。

金剛ラボラトリーへと案内された宝太郎たちは、所長の金剛真実に謁見。金剛ラボラトリーは錬金術で完全なる魂を錬成し、新たなケミーを作り上げる研究を行っている場所でした。

しかし、新たなケミーの開発は錬金連合では禁じられています。真実の話では、錬金連合がグリオンと繫がっていたことが判明し、自分たちは錬金術を純粋に追求し、悪用されないよう連合から距離を置いて研究を続けているとのことでした。

先ほど宝太郎たちが追いかけていたケミーらしき存在は、ここで作られたのではと問う宝太郎に対し、真実は完全にケミーを生み出すことにはまだ成功していないと否定しました。

しかしグリオンが復活した今、何が起きるかわかりません。宝太郎たちは金剛ケミストリー内を調査することにしたのです。

錆丸に施設を案内された宝太郎は、数人の子どもたちが錬金術の勉強や画を描いている鍵一の研究室兼レクリエーションルームを訪れました。

錆丸は兄と一緒にここで育ったのだと宝太郎に伝えていると、錆丸と同じようなタブレットを持つひとりの少女・亜琉美(アルミ)が難癖をつけ、部屋から出ていきます。

錆丸のアイザックが語るところでは少女が持っていたのはアイザックの後継機とのことで、魂を錬成する研究を最先端のAI技術に応用したのがアイザックだったのです。

兄の鍵一は所長たちとは違うアプローチで魂の錬成を試みているのだと、誇らしげに語る錆丸でしたが、鍵一は研究の邪魔だから早く帰れと意外にも冷たい態度を見せます。

昔は冷たくなかったと、壁に飾られた絵を見て子どものころの記憶を呼び覚ます錆丸でしたが、今はケミー探しが第一、宝太郎を連れ部屋を出ていきました。

一緒に出ようとしたスパナの腕を掴んだのが少女・亜琉美でした。ここの秘密を教えてあげると、亜琉美はスパナだけを連れ出したのです。

一方、所長室には不完全なケミー・カメドーンが入った装置を映すモニターを見つめる真実の姿がありました。

ケミーが装置から逃げ出していないのを確認した真実は安堵しますが、開けっぱなしの引き出しに入った写真立てが目に入り、真実は思わず取り出します。

なんと、その写真には若き日のグリオンと真実が写っていたのです!

すると背後にグリオンの幻影が現れ、拒む真実の身体を漆黒に染め上げます。さらに装置からしみ出した不完全なカメドーンが吸い込まれていきました……。

見どころ その3:レインボーガッチャードとヴァルバラドが共闘してマルガムを撃破!

レインボーガッチャードはヴァルバラドからマッドウィールのライドケミーカードを借り、パイレッツを使ってマッドパイレーツワイルドを錬成した!  ©2023 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
施設の中は大方探し終わり、外も探しにいこうとしていた宝太郎たちは悲鳴を聞きつけ、その声の方向へ駆けつけるとそこにいたのはカメのマルガムでした。職員を襲っていたのです。

すると、宝太郎たちの目の前でマルガムはカメから戦車のマルガムへと姿を切り替えました。

姿が安定してないマルガムでしたが、どうも真実とグリオンの気持ちが混在し、せめぎ合っているようなのです。

不思議なマルガムですが今は攻撃を止めさせなければなりません。宝太郎たちは仮面ライダーに変身して立ち向かっていきます。

騒ぎを聞きつけた鍵一は、カメの甲羅に戦車の大砲がついているマルガムの姿を見て驚愕します。錆丸も何か思いあたったようでした。

それもそのはず、錆丸が子どものころ描いた黒い画にはカメドーンの姿が描かれていたのです。

そんな鍵一と錆丸を見てマルガムは突然動きを止めると、人が変わったように逃げ去ってしまいました。

真実の前に集った一同は、真実を問いただします。真実は、あの騒ぎは10年前に鍵一が錬成したマルガムが原因だと告げました。

錬金術の研究を危険視するスパナは真実と鍵一を糾弾します。そして、真実の机に置かれた真実とグリオンの写真に気がついたのです。

鍵一も、装置の中にケミーがいないことに気がつきました。

すると、真実が「研究の邪魔はさせない」と言いながらマルガムへと変貌したのです。

すかさず宝太郎たちは仮面ライダーに変身し、大暴れするマルガムに対峙します。

ヴァルバラドはオロチショベルカスタムにチェンジし、マルガムの砲撃を防げば、レインボーガッチャードはヴァルバラドからマッドウィールのカードを借り受けマッドパイレーツワイルドを錬成、レインボーガッチャードとヴァルバラドはこれに飛び乗ってマルガムと砲撃戦を開始しました。

そして大砲に入り込んだ2人は、砲撃とともにマルガムめがけてライダーキックを炸裂しマルガムを撃破します。解放された真実がその場に倒れます。

解放されたケミーの魂はブランクカードに吸い込まれていったのですが、ライドケミーカードの中にいたケミーは消えてしまい、ドロドロと液体がカードからこぼれ落ちていったのです。

さらにグリオンの魔の手が迫っているようですが……この結末、どうなってしまうのでしょうか?
『仮面ライダーガッチャード』クイズ

亜琉美が持っていたアイザックは何号機?
①十一号機 ②十二号機 ③十三号機
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